「ミステリーに重きを置いて男の心情を軽視したのが失敗ありきたりな作品になってしまった」嘘を愛する女 nakajiさんの映画レビュー(感想・評価)
ミステリーに重きを置いて男の心情を軽視したのが失敗ありきたりな作品になってしまった
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愛した人の経歴が詐称されていた
よくある話で、どこかの国のスパイだったりそういえば50回目のファース・トキスの主人公は、スパイだったって嘘を口実に女と別れるプレイボーイだったね
ミステリーというよりヒューマンドラマだなあ
ただ、真相は目新しくもない
ああ、そっち系に行ったんだと感動しなければならないんだろうが、それもなく
となると作品自体を否定してしまうんですが、映画としても浅いかな
男の感情を第三者的に表面的にしか描いていないからかな
ここからはネタバレはいります
育児ノイローゼで妻が無理心中
知り合いで同じ境遇の人がいました
彼は逃げたりせず、職場を辞めることなく数年後に再婚し今は幸せに過ごしています
どちらが偉いというのではなく、思うのは
人生には思いもよらない事が起こるかもしれないという事です
何も無く平々凡々と一生を終えるだろうと思っていても、ひとつ狂うと人生が逆転してしまう
自分にもありました
降りかかる不幸に嘆くより
驚きの方が大きくてあきれてしまって
客観的にしか感じれなかった
無ければこした事は無いけれど
起こってしまった事は受け入れるしかありませんよね
ていうか、生きていくとはそういう事です
過去があって今がある
生きている限り、そうやっていくしかない
今を大事に生きていこう
順番がきたら自分も過去になる
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