「目の前の人と向き合うことは、難しい。」嘘を愛する女 ともさんの映画レビュー(感想・評価)
目の前の人と向き合うことは、難しい。
予告編で気になっていて鑑賞へ。
シアター内は中高年が多く、カップルがちらほら。
予告編を見て、シリアスなミステリーかなあと思っていたけれど、予想外にヒューマンドラマで心温まるお話でした。映画というよりもテレビドラマな印象。スクリーンで観なくてもいいかな、、、。映画とすると物足りなさを感じる内容でした。
仕事ができる女子、長澤まさみ。へべれけで帰って来る彼女を優しく受け入れる彼、高橋一生。二人ともとてもはまり役。
毎日飲み会で遅く帰って来る彼女が、
「そこまでしてしなくちゃいけない仕事なの?」
「わたしはこうやって稼いでるの!!」
という会話がとても印象的でしたが、鑑賞後は伏線もあいまり、よりじわじわ来ました。
独自の雰囲気を持つ瀬戸内海の島々の中で、
少しずつ見えてくる彼の過去。
知りたいような、知りたくないような気持ち。
どんどん長澤まさみに気持ちに入り込み、
最後は一気に話が進み、涙が勝手に流れてきます。
大切な人に向き合うことは、難しい。
映画の続きの2人が気になります。
強く心に残るものがある、という感じではなく軽い印象で、温かい気持ちになって見終わる映画でした。話も重くなく、好きな人を大切にしようと思えるので、カップルや暇つぶしにオススメです。
DAIGOの意外性と、予告編作った方に拍手な作品。
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