「狂人、天才を創る」ラプラスの魔女 odeonzaさんの映画レビュー(感想・評価)
狂人、天才を創る
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現代科学ではラプラスの因果律は強弁だがミステリーのトリックとしては面白い着想と思う。ただ学芸会でシェークスピアを観せられたような違和感が拭えない。監督も望むキャスティングではなかったのだろう、あえて表情を映さずセリフを流す撮り方や編集にもうかがえる。映画も商業作品である以上妥協の産物であることは致し方ない。ただ、人間の狂気性、家族殺しなどは生理的に無理なので完成度以前の嗜好の問題なのかも知れない。
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