「星に願いを、地に愛を」EUREKA 交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション 十六茶さんの映画レビュー(感想・評価)
星に願いを、地に愛を
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2回目観てきました。
1回目観終わった時、これで完結なのか?と受け入れられず、改めてTVシリーズ・劇場版を見直し、もう一度観に行きました。
当時胸を打ったエウレカセブンはボーイミーツガールのストーリーであり、おそらくほとんどのファンの方もそれを期待していたかと思います。
でもハイエボ3作品とも期待を裏切られました。世界観が難解なのはありますが、良い意味で裏切ってくれる訳でもない、作画もいまいち、キャラ扱いも雑、使い回し等(不満点は他の方と同じなので全部挙げませんが)何でこんな形で帰ってきたのか悲しくてたまりませんでした。
ただ、ある方の「EUREKA考察」を見させいただき、見方が変わりました。それはこの完結作は「レントンとエウレカの結婚式」という裏設定です。レントンは白衣装で登場、エウレカはプライムドレスという白の機体に、ラストは永遠の愛を誓いどこかへ消えていく。
「私、幸せだった。」
二人が幸せなら、もうそれで十分。ですよね。
エウレカが最後に勝ち取った物語。
首輪の呪いが呪いでなくなり、次世代にバトンが渡されまさしく少女の終わり、少女の始まり。
完結作としていいんじゃないでしょうか。
長い間続いたエウレカシリーズ。たくさんの人に愛された作品。
おめでとう、それからありがとう。
劇場で見届けることができて幸せでした。
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