「今更作り直す意味はなかった」EUREKA 交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション 柚子胡椒さんの映画レビュー(感想・評価)
今更作り直す意味はなかった
クリックして本文を読む
パンフを読んだが監督の京田氏は
自分の思うようにできなかったTV版が不満だったようだ
きれいに終わったのに納得していない監督が10年以上経ってやり直して出てきたものがこれ
ハイエボ1はTV版の切り貼り
ハイエボ2はアネモネを始め世界観を破壊し
ハイエボ3はTV版の結末を否定する
TV版を見ていないと全く理解できない内容なのに
TV版が好きだった人を逆撫でする内容
それでも出来が良ければまだ納得するけど
新エヴァやら逆シャアやらの寒いパロディまみれで
エウレカらしい要素は少ない
映画なのに作画はヘボい
レントンを殺してヒロインのエウレカをひたすら痛めつける
でも最後は結局エウレカとレントンは再会して
無理矢理ハッピーエンド
そもそもTV版の時点でエウレカセブンに
何作もその後に作れるほど物語の力はなかった
でも音楽やリフ、LFOの浮遊感にボーイミーツガール要素が入った世界観は確かに魅力的だった
ハイエボ2は正直好きだった
アネモネのたくましさには勇気づけられた
ハイエボ3もエウレカとアイリスのやりとりは好きだった
でもやっぱりTV版を否定されたことには
怒りや悲しさの方が大きかった
こんなものを藤原さんに捧げるとか言われても鼻で笑う
コメントする