「構成が斬新」交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション1 宮さんさんの映画レビュー(感想・評価)
構成が斬新
テレビシリーズを昔見たことがあるのだが、あの感動を劇場で味わう日が来たのか。という心持ちで、(新規と言っていいほど、忘れたし、総集編+αなんだろうと軽い気持ちで)いざ観賞
はっきり言って、微妙だった。
まず、出だしの戦闘シーンに観客を放り込むのはよかったが、そこからほどなくして回想(play back)が始まる。
これが100%悪い。
私の感覚に言わせれば、
例えば、Aパートという回想の中にBパートという回想が入る。といった様子。
つまり、Aパート(回想)を説明するためのBパート(更なる回想)を無理やり導入。
加えて、今度はそのBパートが終わると、A´パート(Aパートに戻らせるための踏み台のような回想)が取って付けたように割り込んできて、とにかく構成がむちゃくちゃ。
これだけ、話をこんがらがるせる監督はきっとあやとりも下手なんだろう。
それに、全編作り直しではない。
新規に入れたのは最初と最後だけ。(サマーオブラブにおける戦闘とレントンのこれから)
後は回想という名の手抜きで、テレビシリーズのシーンを流していた。これでは新規ファンの獲得には繋がらない。
正直、アニメ映画ブームに便乗してきた感が否めないと感じる。
本当に、もっとフツーにやってくれ。まだ、ポケ虹引きずってんのかって思う。
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