「おもしろかった。素直に感動」心が叫びたがってるんだ。 CBさんの映画レビュー(感想・評価)
おもしろかった。素直に感動
高校生青春ものは、好きなジャンルで、そこでこのような佳作に会うと本当に嬉しい。
叫びたいくらい言いたい様々な気持ち、そしてうまく言えなかったり気後れしたりで伝えられないもどかしさ。そんなことは誰にでもいつでもあること。それを、話すとお腹が痛くなるという異常で際立たせ、そして周りの人たちにも同じような思いがあるということを想像・連想させていくことで、これだけくっきりした骨格にしたのは見事だと思います。
自分が最初に響いたのは、野球くんのいくつかのくだり。そしてそれらも、しっかり「言いたいが、言えない」という骨格に結びついていったことに拍手を送りたい。
登場人物もいい意味でルックス含め普通なこと(普通にきれい、普通にかっこいい)がかなり作品にプラスになった。
芳根京子、歌うまい。たしかにもっと聞きたかった。
野球くん、顔長い。こんなにアニメどおりの顔があってよいのか?(おっと今見て来たら、佐藤浩市の息子さんだった)
エンディングで立っちゃダメだよといろいろな評に書いてあるためか、テロップで立つ人なし。たしかにテロップ後のあのやりとりを見ずに帰ったら後悔大きいね。
最後に。結婚している大人でもしも子供がいるなら、離婚したくなった時には、もう一度だけこの映画観てから決めろって話だね。
今晩は
コメント有難うございます。
少し前にオリジナルアニメを観た後に”この実写化版の映画のフライヤーがあったよな”と思って、探し出して鑑賞しました。
4人の主役さん、皆素敵でしたが、流石若きスターは歌も上手いなとも思いましたね。では。(個人的には芳根さんが良かったな。)
皆さん、今では若手俳優の代表格になっているので、嬉しき限りです。では。