「帰り道には鼻唄を」心が叫びたがってるんだ。 コトナリさんの映画レビュー(感想・評価)
帰り道には鼻唄を
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帰り道にはOver the Rainbowの鼻唄が自然と出てしまう。そんな映画。
女優とか俳優とか詳しくないので誰が何をやっているのかとかは知らないがどの人もとてもよく会っていた。
今回ヒロインの広瀬役の人は根暗風を上手く演じていた。
正直ヒロインなんだからもう少し可愛い感じの人が良いんじゃ無いかとか思いながら見ていたが、最後の最後に芋虫が綺麗な蝶に成長するかのごとく、解放され覚醒し素晴らしい笑顔を見せてくれる。これが可愛くて本当に驚ける。
漫画で覚醒させるのはよく見かけるが実写でここまで表現出来るのは化粧云々の問題では無く演技者の力量か。
広瀬の自己都合のわがままで皆に迷惑を掛けまくるにイラッとする部分もあるが、覚醒広瀬の魅力で浄化され許せてしまった。
ミュージカルは現実にやったら寒寒しいだろうなと醒めた目で見てしまう所も有るが、そこは奇跡が起こったのか、とても感動的でした。
これには映画館の大きなスクリーン、音響も多大な影響があると思うので気になっているなら見にいって欲しい。
ただ人気作ミニオンとかぶった不幸か1番スクリーンじゃ無かったのがちょっと残念。
あとエンドロールはあの流れのままミュージカルの歌を続けて聴かせて欲しかったなぁ。
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