勝手にふるえてろのレビュー・感想・評価
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松岡茉優さんを堪能!
たまたま時間が合い,松岡茉優さんが好きだったので,軽い気持ちで鑑賞してきました。主人公ヨシカのジェットコースターのような感情の起伏や毒のあるツッコミがめっちゃおもしろかったです。原作未読のため,展開が読めず,イチとのハッピーエンドがオチかと中盤あたりで予想していたら,とんでもなかったです。むしろ,そこからが本作の主題。ヨシカを通していろいろなことを考えさせられます。
ヨシカの妄想理想世界が崩れたとき,序盤から気になっていた,「なんでこんなに明るく開放的なかわいい子がこじらせてんの?」という疑問が,一気に氷解しました。多かれ少なかれ誰もが抱える心の闇や毒,願望の妄想が,これまでの彼女の言動と重なり,胸が締め付けられるようでした。
フレディ,オカリナ,ニなど,身近な人でさえ名前で呼ばないヨシカが,皮肉にもイチからは名前で呼ばれない。自分と他人を区別し,同時に結び付け,一個人としての居場所をそこに与えてくれるものが「名前」なんだなと強く感じました。最後に「ニ」を「霧島」に昇格させて,ヨシカの変容を描いているのは印象的でした。
それにしても,松岡茉優さんの演技はすばらしいです。これまでもテレビドラマで何度も見ているので,演技の幅が広いのは承知していましたが,中でも本作のヨシカは秀逸です。自分の中にある強い思いで突き進むような役は,彼女の真骨頂ではないでしょうか。女優松岡茉優をたっぷり堪能できる一本でした。
よぉ〜
面白かったなあ
本筋だけをとれば、どんな人にも、あなたの良さを感じてくれる異性が現れるという話なんだが、原作の綿矢りさは、それを一筋縄には描いてこない。中学生から憧れていた男性との再会を見事に絡ませ、妄想を150%爆発させ、観客は現実と妄想の間を2時間漂う、という映画。面白い!
“2” の渡辺大知の ”うざい“ 演技、素晴らしい。あんなの、なかなかできない。誰が見ても “うざい” ってかなりすごくない?オープニングの登場シーンから最高にうざい。
正直、松岡さんを観に行こうと行った映画だったが、とてもよかった。自分は観て得をしました。そして松岡さん、うまいな。監督も、綺麗な女優をごく普通の人に撮れていて、うまい人だなあと思う。
しかし、"白馬の王子さま" は、必ずしも自分の思い描く理想の姿とは限らないと、言われてみれば当たり前なんだけど、俺も気づいてなかったよ。
“1” の北村匠海、きみすい以来でみたが、コンスタントに出そうな俳優だ。顔が映画映えするよ。今回は微妙な位置だったけど。
理由はわからないけど凄い
松岡茉優のアップから始まんのね。そこから「松岡茉優すげー」「かわいいー」「なんだこれー」ってなってしばらく冷静に観られないの。
主人公のキャラも無茶苦茶よくて。「現実にこんな人いたら全力でアタックだわ(って言ってるだけで実際にいたら遠くから見てるだろうな)」と思いながら観たね。
だから主人公に全力でアタックするニは正義で、主人公を顧みないイチをはじめとするその他大勢は悪なんだよ。僕にとっては。
っていう感想は映画の本筋とはあんま関係なくてね。もうなんだか自分でも訳解んないの。
話は進んでって、ベランダでイチと話すときの「イチ君は『キミ』って言う人?」のところの表情の演技すごかった。10年の恋も冷めるときは人間こういう顔するだろうなと思ったもん。
そこからファンタジー展開の理由が明らかになって、途端に正義のニが良い奴に見えてきて、でもみんなが主人公のことを思ってとった行動が仇になって、産休願い出して。
産休願い印刷するところの演技は「ここだけは、撮り直しでも」と思ったな。ここからの展開は、まあ、良いけど図抜けて良いってわけでもなかったかな。
綿矢りさ好きだったから原作も読んでて「付箋を胸に付けただけで、私を見つけてくれた人」って文が好きだったんだけど、それは映画では使われなかったな。
松岡茉優は《桐島》からだから、前野朋哉と仲良く演技すると嬉しかったよ。
観て!!!
松岡茉優から目が離せない
私は松岡茉優という女優が大好きだ。だからこの作品を観た。最高だった。
この作品は、彼女がその魅力を全力で出しきっている作品だ。
感情が、ぽろぽろと溢れ落ちるような、じわじわと滲み出るような、表情。目が離せない。
感情をさらけだすだけじゃないから、惹き込まれる。ヨシカがそこに本当に生きているのだと信じてしまう。
テンションが上がったり下がったり。ヨシカの言動だけを追ったなら、その落差に驚くのかもしれない。でも彼女の表情は、そこに繋がりがあることを実感させる。
彼女だからこそ演じきれた役だった。
作品それ自体としても、私にはとても刺さる作品だった。
自己愛をこじらせた末に自己評価が低いヨシカが、10年におよぶ片思いと、初めて告白されたという現実の間で揺れる。
彼女は現実を生きることが上手じゃなくて。だからそれを補完するように妄想する。その末に現実で繋がる相手を傷つけてしまうこともある。
わかるなーと思う。みんながみんな共感できるわけじゃないのかもしれないけど、私は共感してしまう。
ヨシカはこれからどう生きていくのだろう。現実を生きていけるだろうか。
セリフのセンスや間、カメラワーク、音楽、全てよかった。
笑って泣ける。劇場でもくすくすという笑い声が聞こえていた。
とてもすきな作品となった。
キャスティングが全て
優しき妄想ピュアロック
神戸シネリーブルにて鑑賞。水曜日はサービスデー。
以外に席は埋まっていた。今回この作品を観るにあたり「でーれガールズ」をTSUTAYA甲子園にてレンタル。もしかしたら、でーれしてない方が勝手にをモットー楽しめたかも知れないが、でーれを知っている私は大九明子監督の切り口を楽しみに楽しむに見て。松岡茉優さんの何度も何度もアップ耐えれる癒しのアップはこの先絶えてもらったら困ると文字を打ちながら
思ったのがたが、鑑賞してる際私の近くの一人の鑑賞者がイビキをかいてる。イビキ・イビキなのだ、普段ならば凄く腹がたつのだが今日はそのイビキがなぜか?映画の音のように聞こえ許せ可愛い思えた。
「勝手にふるえてる」私一人で観にきてしまったが
我が家の人にも薦めたくなる、愛おしい作品。
必見映画(^。^)
起承転転転結!
松岡茉優の演技が楽しめるラブコメディ
激しい脳内劇に共感
食い入るように観たのは松岡茉優ちゃんの演技がすごかったから。彼女に...
気持ちのいい映画
空耳アワー
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