「痛々しくてキュート。」勝手にふるえてろ Hirokoさんの映画レビュー(感想・評価)
痛々しくてキュート。
クリックして本文を読む
原作を大昔に読んでいて、「あれっこんな話だっけ?」と思ったのは、タイトルにあるセリフを言うシーンがぜんぜん違うからだということに最後に気づく。原作での使いどころが最高にいいのでそこだけは残念なのだけれど、それをのぞけば素晴らしくキュートに仕上がっている作品。ヨシカの内向的で独りよがりで、他者を受け入れられないある意味で身勝手な思考が、あらゆるおかしな表現で痛みを含んだ笑いに昇華され、しまいには愛おしさが残る。最後のシーンがすっごくすき。
コメントする