5パーセントの奇跡 嘘から始まる素敵な人生のレビュー・感想・評価
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「なんか最近泣いてないなー」と思い、涙活できる映画を求めて観に行っ...
「なんか最近泣いてないなー」と思い、涙活できる映画を求めて観に行った本作品。その観点からいくと、不発。泣けるポイントはごく僅かで、実際は結構クスリと笑うポイントが多かったー。
笑顔と心温まるストーリーにほっこり。そして実話をベースにしてると知ったら更に大満足(≧▽≦)
あーでも泣きたいなー
何かおすすめの泣ける映画ないかなー
持つべきものは
実話もの何処からが脚色なのかが問題⁈
視点
サクセス率がもっとあがるように。
ヘレン・ケラーの言葉、「障害は不便だが不幸ではない」。
この映画をみると障害者を不幸へと追い込むのは、周囲の対応、広くは社会によるところが大きいとわかる。ただし不便で留めておくには、障害者自身も障害を受容し残された能力を伸ばして活かし、人一倍の努力をしないと周囲と和していくことができないことを同時に描いている。
簡単なことではないから障害者のかたを「チャレンジド」と呼ぶ。避けられない挑戦を受けねばならないかたたちである。
本作の主人公は5つ星ホテルで働きたいという強い夢が彼自身を救った。もちろん前向きに生活してきたおかげで発達したともいえる秀でた嗅覚、味覚、記憶力も彼を救った。生来のマイルドな性格も彼を救った。よき友達に巡り合えたことも彼を救った。
まとめてみると、かなり幸運なケースではないかという気がする。チャレンジドのサクセスストーリーである。心を強く持ち社会に出る「チャレンジド」に挑むだけでもハードル高いのに、認めてもらい渡り歩くところにまで達した。「障害は個性のひとつ」と朗らかに言ってのけられるレベルである。
視覚障害者でこのようなサクセスに漕ぎつけられた人は5パーセントいるかいないか、たぶんいないような気がする。というようなことを考えていたら、5パーセントは視界の率からきてるけど、視覚障害者の社会適応率に重なって読めてきた。
チャレンジドさん頑張ってください、なんておこがましくて言えないけど、この映画をみた健常者が頑張れることと言えば、挑戦の受け入れ側としてハードルを低くしたり、サポートを手厚くしたり、自暴自棄になる底のときでも寄り添っていられる人でいたりすることだろう。つらいときに寄り添うのは家族とか恋人とか身近な人の役目と思い込みがちだが、たまたまそばにいた親切な他人に救われるケースを、実に多くの映画が描いてきたように思われる。
障がい者も“普通に”生きたい
実話を下にした作品。視力の95%を失った青年が「五つ星ホテルで働きたい」と言う夢を実現しようと頑張る青年の姿を描いている。
サリヤの病気は、どういう病気なんでしょうね?先天性の病気と言う事ですが、なんとも悲しいですね。でも、何らかの障がいがある人に多いのが、他の能力がずば抜けていると言う事。サリヤも同様。驚異的な記憶力を発揮して、学校も無事に卒業し、夢の五つ星ホテルでの研修までたどり着きます。いやぁ、凄い。
サリヤを取り巻く人たちも、なんやかんやで、サリヤの障がいを知ると、サリヤをフォローしようとするいい人たち。でも、そのフォローの仕方が、なんとも素晴らしい。日本で、障がい者がいたら「かわいそう」とかいう感じになって、保護しようとか、保護するほどでも無くても過剰に助けようとして、結果として本人が“普通に”生きていく事を阻害したりしてしまう事が多い訳ですが、ドイツの人たちは成熟していますね。フォローはするが、過剰なフォローではなく、サリヤが困っているほんのちょっとしたところを協力しようという程度で、ましてや保護したりしようとはしない。なので、サリヤも“普通に”活躍できているんですね。ああいうのは、見習わないとな。
日本人にとってこの作品は、視覚障がい者が頑張っているという物語ではなく、障がい者の周囲の人たちを啓蒙すると言う内容なのでは無いですかね?障がいは有っても、“普通に”暮らしていける。そして、そのために周囲の人間たちが何ができるかと言う事のね。
悲観的にならず何があっても前向きに
突如、目の病気を発症し、視力が健常者の5%まで落ちてしまった主人公サリーが、病気を隠してホテルマンを目指し、就職試験を受けるという物語
感動したわーー
サリー本人の諦めない気持ちにも、もちろん感動したけれど
彼を支える周りの人たちのさりげない優しさにもとても心を打たれた
その中で、この映画の良いところは、主人公が障害を抱えることになっても、悲観的にならず、常に前向きに、一つ一つの困難に立ち向かっていくところ
泣かせようとしないし、その大変さを訴えるようなこともしない
彼は、他の人よりも、ちょっと目で物を判断するのが苦手なだけ
視覚がちょっと弱い分、それ以外の感性で物事を判断する力は、とても優れている
困難に心が押しつぶされた時は薬に頼っちゃうようなダメなところもちゃんと描く
そうして、誇張することも、美化することもなく、ありのままのサリーを描いているからこそ、
彼が困難に立ち向かっていく姿に心を打たれるし、そんな人間的な彼を周りの人たちが助けたくなってしまう気持ちもよくわかる
そして、彼のそんな前向きな姿は、彼と同じように病気で困難な生活を強いられている人たちに勇気を与えると思う
誠意を持って目の前にあることに打ち込んでいれば、いずれ、その姿を見ている人がきっと現れる
そう思える素敵な映画だった
これはオススメ
諦めなくない夢がある人に、特に観て欲しい作品
障害者に出来る事、出来ない事のはざま
細かい情報無しで観てみたら、音楽も結構良くって
軽くスイングしたい気分で始まった本作。
ハッピーエンドで気持ちよく終わるので
とにかく頑張る人を応援したい!と言う素直な気持ちで観る分には
20年位前のアメリカ映画っぽくて悪くは無いです。
で、月に10本程映画館で映画を観る中途半端な映画好きで
尚且つサービス業従事者としては、
この映画の主人公並みに見えない人では
やっぱりサービス業は難しいと思う。
テーブルセッティングの様な決まった準備はできても
お客様の不意な動きや、変化していく状況には
見えなければやはり対応できない。
部屋の掃除が完璧で無くてもお客様は怪我をしないが
料理に異物が入っているかすら見えないウエイターは
流石に受け入れがたい。
障害者と言っても何でも努力で自分で出来る人は沢山いる!
そこは評価するし、チャンスは平等であって欲しいとも思う。
障害者の特性を生かして〜といえば聞こえは良いが
結局決まった仕事にしか就けないから
嘘をつく気持ちも解らなくもない。
でも健常者と全く一緒と言う訳でも無い。
確かに線引きは難しいと思う。
何より、主人公の相棒の様に、
あそこまでフォローしてくれる同僚なんて
そう簡単には出会えないわね〜
障害者と働く上で何を何処までどんなフォローをすれば、
お互い気持ちよく働けるのか?
健常者も学習しなければならないと思う。
★もう一度観るなら?「無料の地上波。でもやらないかな?」
友達が素敵
障害ではなく「人」を観るんだ!
人情に涙
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