「「エイリアンネイション」の現代版なB級映画かと思いきや…」ブライト みっくさんの映画レビュー(感想・評価)
「エイリアンネイション」の現代版なB級映画かと思いきや…
デビッド・エアー監督、ウィル・スミス主演だけの、予備知識無く見た。
「エイリアンネイション」みたいな話かと思った。
(なかなか面白い作品だった。「ザ、80年代!」って感じで)
でも良い意味で違った、というか違わないんだけど、良かった。
もっと重層的というか深いというか。
異なる種族は、当然人種の暗喩だし、
エルフは「上級市民」。
人間のギャング、オークのギャングは現実世界のギャング、
「◯◯人系マフィア」と変わらない。
そこに「汚職警官」が加わり、
主人公たちは誰も信頼出来ない中、夜の街を逃げ回る、と。
これがたった、一日(一晩)の出来事。短時間に凝縮され、観客を飽きさせない。
これがデビッド・エアーを監督に起用した意味だよね。
ただ一つ、気になったこと。
多分みんなツッコミを入れてるだろうが、オークのギャングに捕まった時の出来事はデビッド・エアー監督が脚本を書いた「トレーニングデイ」と一緒じゃん!デジャヴかよ!
と思った。
でも好きです、この映画。
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