「人間とエルフ、オーク、フェアリー、ドワーフなどが共存している異世界...」ブライト よねさんの映画レビュー(感想・評価)
人間とエルフ、オーク、フェアリー、ドワーフなどが共存している異世界...
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人間とエルフ、オーク、フェアリー、ドワーフなどが共存している異世界の現代。LA市警のウォードは、オーク初の警官ジャコビーと警ら中にオークの強盗に撃たれて負傷、ジャコビーは犯人を取り逃がしてしまう。ウォードはジャコビーがわざと逃がしたのではないかと内心疑いつつもジャコビーに対して差別的な態度をとる同僚達に対しては毅然とした態度で彼を庇う。そんな折に事件が発生、2人はエルフの少女ティッカを保護するが、彼女は何でも望みが叶うという伝説の杖ワンドを持っており、ワンドを奪おうとギャングや汚職警官達、そして2000年前に封印された邪悪なダーク・ロードを復活させようとする謎のグループ、インファーニが襲いかかる。
エルフが高級車を乗り回す富裕層、オークが貧困層を占めているという解りやすいアイロニーが効いたファンタジックな世界観をバックに、ベテラン警官と新米警官があくまでベタなポリスアクションを展開。監督のデイヴィッド・エアーが地に足の着いた堅実なアクション演出を披露。特に中盤のあるスローモーションは、ポリスアクションを愛する全てのファンを唸らせるエモーションに満ちていて何度も繰り返し鑑賞したくなります。
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