「重なりあう愛」ビジランテ Kinuyoさんの映画レビュー(感想・評価)
重なりあう愛
血は争えない。
久し振りに帰宅した長男は亡父の影を残し、月日の隔たりさえももろともせずすぐに一郎とわかる。
幼少期に封じ込めた三人の葛藤が今、パンドラの匣を開けてしまったように、渦巻いていく。
確かに説明不足な感じは否めないが時間枠の中で何を描きたいかだ。
細かい説明に追われたドキュメンタリーはいらない。
これは究極の兄弟愛だ。
愛の上に犠牲になっているもの。その愛を受け止めるもの。
何としても助けたい。終盤桐谷健太さんと篠田麻里子さんが重なって見えた。
二郎はこのまま進めばいいのです。
また、見ます。
リピーターになりました。
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