ウォー・マシーン 戦争は話術だ!のレビュー・感想・評価
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本当の事と仮定ですれば、こう言った輩と間接的に戦っているのだと思う。テロリストと言われる武装勢力の人達は。
本当の事と仮定ですれば、こう言った輩と間接的に戦っているのだと思う。テロリストと言われる武装勢力の人達は。
ベトナム戦争も含めて、『武装勢力を一掃する』と侵略戦争を言い換えている。
戦争を個人の話として、出来るだけしないほうが良いと思う。例えば、プーチン大統領を抑えても、戦争は終わらないという事。
統一教○を信じた重要人物がフェイドアウトしても、何一つ変わっていないし、それが当たり前。争いや平和は個人の力では抑えられない。
この主人公が語る事は、日本に於ける大東亜共栄圏だし、アメリカが語るベトナム戦争、湾岸戦争、プーチンが語るウクライナ侵攻と全く同じ。
10−2=20!
9.11テロの犯行集団を撲滅するためにアフガニスタンに乗り込んだ多国籍軍だが、特に成果のないまま8年が経過。新しく大統領に就任したオバマ氏は撤収を望み、イラクで功績のあった大将にその難しい仕事を任せた。彼はストイックで部下からの信頼も篤いが非常な自信家でもあり、現地に民主主義を根付かせことも正しくやれば可能であると信じていた。同時に軍人としての戦果も求めたため、手始めに、無理だし無視すべきだと言われた砂漠地域の掌握に乗り出す。そのためには兵士の増員が必要であり、自分達で声をあげるPR作戦を実行する。一方、民間人の中に潜むテロリストを掃討するのは難作業であり、一般人の犠牲も兵士の犠牲も出てしまった頃、広報活動でも失敗し、手柄空しく現地を後にする。
冒頭の語りで、成果がなければ替えればいい、とあって何かを批判しているっぽいなと思いながら見ていたら、司令官チームを追いながら、実はこんな困難で判断の難しい作業を軍に丸投げの大統領(civilian)を批判しているのだと気づいた。
取材をしていたローリング・ストーンズ誌の記者は、沢山の人に話題にして欲しかったからと言っているが、司令官達は記者を信頼して普段通りの様子を見せ、腹を割って話したのに書き方があれではひどいと思った。
ブラピ氏の演技は作り込んだ声音が逆に耳に引っかかって聴き取りにくいのが残念だったけれど、この作品をプロデュースした心意気は買う!
あとはティルダ姐さんが、それっぽいドイツ人にしか見えなくて、すごいなと思った。
パンチがいまいち…
弱い風刺映画。ブラピの歩き方や話し方、彼の周りの部下たちもコミカルに描いているが大笑いするほどではなく、かと言ってマイケル・ムーアばりに強烈に政府批判してもいない中途半端な感じ。長年にわたりアフガニスタンに駐留し、現地の人々の反米感情は高まるばかりだが、具体的な成果も挙げられず、後戻りもできない、泥沼状態の中、新たに送り込まれた新指揮官の奮闘を描く。いくら輝かしい軍歴があった指揮官としても、兵士同士が戦う戦争ではなく、兵士と区別できない現地の住民と戦う戦争を指揮するのは難しい。そもそも侵攻したことさえ過ちだが、完全に撤退時期を逸したものであり、政治家がもっと早く主導すべきだった。
Please leave now. 結局まだやってる。
この作品が2009年の話。んで、2018年の今もまだアメリカはアフガニスタンから撤退してません。何だかんだで引き際が見出だせずズルズルと居座ってます。
何なんでしょうね?アメリカって。戦争してないと兵器産業が儲からないからとか色々な説がありますが、もはや勝ち負けの見えない戦闘状態に辟易してるのも間違いないでしょうし、現場に送られる兵士はホントに大変だと思います。
アフガニスタンの一般市民はもっと悲惨ですよね。武装勢力が勝手に家に入ってきた上にアメリカ軍から爆撃受けて家族を殺されたり。もう何も助けになっていないという現状。まさしく泥沼です。
普通に日本で暮らしてるとアフガニスタンの問題とか全然関わってこないので、ぶっちゃげ忘れがちですが、たまにこういった作品を観ると現在進行形で進んでいる悲劇を思い出します。
ま、作品自体はブラピの変な走り方とか、謎の邦題とか、気になる所はありつつもそこまで面白いかと言われると少々微妙でしたが。ただNetflixがブラピ主演で映画作ってしまえる程大きくなってる事に改めてスゴいなっと思います。
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