エジソンズ・ゲームのレビュー・感想・評価
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邦題が悪いよ・・・・・
本作品、実話みたいですね。
まずは、邦題が悪いよ・・・「エジソンズ・ゲーム」ってなんだそれ・・・・・
発明家のトーマス・エジソンと実業家のジョージ・ウェスティングハウスの電力送電システムをめぐる争いを描いた作品なんですが、もっとましな邦題が無かったのかな・・・・
まずは、ちょっとテンポが悪いかな・・・・・ふたりの争いの他に、色々な人が関わってくるんだけど、エジソンかウェスティングハウスどちらかに比重をおいて内容を作った方がもう少しスリリングに出来たのかなと思うね。
私自身は、経営者なので、本作品の内容に関して経験上痛い程分かる部分があります。
本来、仕事に関してこだわったり、こだわりを持つ事は大変に大切ですが、しかし、こだわり過ぎたりするのも結局駄目なんですね・・・
本作品の内容の一部は、自分自身を見ているような所も有って、共感できる部分もありますが、少しお話の進み具合がいまひとつの内容だったな・・・
しかし、この時代で、アメリカはあれだけ進んでいたんですね・・・・日本が戦争に負けたのも何か納得出来るな・・・・
マイケル・シャノンが、今は亡きバート・レイノルズの旬な頃見たいだったな・・・
予告編が良すぎた!
小難しくて楽しめず…
久々の
ビジネスドラマとしては弱いかな
発明的な映画ではなかったです。
判りにくいねん!
予備知識が欲しいかも。天才達が照らした、未来の行方。
【賛否両論チェック】
賛:エジソンやウェスティングハウスを始めとする様々な人間によって、今日の電力供給の礎が築かれたという事実に、思わず考えさせられる部分が多い。豪華なキャストの重厚な演技も味わい深い。
否:理論的にも構図的にも難しい話が多いので、興味を惹かれないと眠くなってしまうこと請け合い。主人公の人柄ややり方にも、やはり感情移入するのは難しいかも。
天才でありながら、その人間性故に事業に苦戦するエジソンと、着実に勢力を広げていく実業家のウェスティングハウス、そして野心に燃える天才・テスラや、全身全霊でエジソンを支え続ける秘書・インサルと、実に様々な人物達の運命が交錯し合いながら、いかにして“電力供給”という今日の人類の発展へと繋がっていったのか。それを考えると難解な理論の話も、すごく感慨深く思えてくるようです。ベネディクト・カンバーバッチやマイケル・シャノンの味のある深い演技も、また物語を際立たせていて、観ているだけで圧倒されるものがあります。
ただ大方観る前から想像出来るように、お話自体はやや小難しいといいますか、送電システムを始めとする理論的なお話だったり、色々な人物が登場してくるその構図だったりと、興味がないと眠くなってしまうような事柄が満載な印象でもあります(笑)。
そしてやはり主人公・エジソンの、手段を選ばない狡猾なやり方や、自分本位に見えてしまうその人間性にも、なかなか共感というか感情移入というか、どうしても理解していくのが難しい部分でもあります。
対立関係の詳細や、時系列でみる全体像等、初見だとなかなか把握するのが大変だったりもするので、可能であれば予備知識を持ってから観るのが望ましい、そんな映画といえるかも知れませんね。
全体的に惜しいような…
うーん。
どうしてもエジソンがただの嫌な奴にしか見えなくて。
ウェスティングハウスとその妻はわりと魅力的に描かれていたように思います。
なのでよけいになぜ?という思いです。
それに主役なのに印象が薄かったです。
ずっと観たくて楽しみにしていたところ公開延期になって、今回ようやく観に行くことが出来て嬉しかったのですが残念でした。
ラストの2人の会話は良かったので、ここに至るまでの過程がもう少し違っていたらなぁと思いました。
実在の人物を映像化するのは難しいですね。
ピーターパーカー
『電流戦争』を題材として名優カンバーバッチがエジソンを演じる
【”光速ストーリー展開と、雷のような予測不能のカット・アウェイに戸惑いつつも、電力供給方法に火花を散らす男たちの”史実を参考にした”物語を堪能する。】
ー”事実に触発された物語”とテロップが流れたので、鑑賞スタンスを少し変える。(史実を少し、いじっているんだね・・)-
冒頭、エジソン(ベネディクト・カンバーバッチ:風変わりな天才を演じさせるなら、この人。)は、”雪原の様なところ”で風雨を手で防ぎながら、立っている・・。
シーンは変わり、サークル状に並べた白熱電灯の真ん中に立つエジソンの姿。
ここから、電光石火のようなスピードで、1880年の電力供給方法競争開始から1893年のシカゴ万博での二人が和解する場面が描かれる。
■印象的なシーン
・上記、シカゴ万博で日本人女性が和紙に”天下太平”などと書いているコーナーの前で、電力供給方法競争に決着が着いたエジソンとウェスティングハウス(マイケル・シャノン:良い俳優であることを、今作で再認識)が穏やかな表情で会話を交わすシーン。
ーやれやれ、二人とも憑き物が落ちたようだな・・。特にエジソン。-
■謎だったが、勝手に解釈したシーン
・ウェスティングハウスが南北戦争末期、そぼ降る雨の中、南軍の残党らしき男に銃を突き付けられるシーン。劇中、何度も挿入されるのでイロイロ考えていたが、彼とエジソンとの電力供給方法競争を暗示しているのだろう・・と勝手に解釈。最後に、ウェスティングハウスは相手の男を咄嗟の動きで撃ち殺すしね・・。
■少し、残念だった部分
・”直流、交流、どちらが優れているのか”の数々の光速シーンとあっさり決着が着く所が”もう少しキチンと描いておくれよ・・”
・エジソンが交流の危険性を世間にアピールするため、電気椅子開発に至る過程とその後の世間からの酷評の描き方
―やや、平板かなあ・・。-
・テスラ(ニコラス・ホルト)の登場の仕方や、彼の立場の変化が少し分かりにくい部分
ー現代の”眠らぬ発明家で実業家”のイーロン・マスクが社名にしたほどの人物なのだから、もう少しキチンと描いて欲しかったなあ・・。
イーロン・マスクは将来ライバルになるかもしれないし、総資産で負けたからなあ・・。(2020年6月現在。見てろよお・・。)ー
<ラスト、冒頭にエジソンが立っていたのは”雪原”ではなく、”ナイアガラの滝”ではないかと微かに思ったが、成程ね、そういうことでしたか・・と思った作品。
電力使用の創成期の頃を映画で見た記憶がなく、イロイロと確認できた作品でもある。
当時の衣装、意匠なども鑑賞していて楽しめます。>
脚本に難あり
名を残す人と実績だけを残す人
ウェスティングハウスの名前は
どっちが主人公?
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