「電流戦争」エジソンズ・ゲーム Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
電流戦争
1880~1890年代に電気を普及させた、かの有名なトーマスエジソンに纏わる実話に着想を得てつくられた物語。
蓄音機に始まり、発明したのは他の人だけど、実用化したのはエジソンとして有名な白熱球の話しや、安全な直流電流を推すエジソン社と、安価な交流電流を推すW.H社のやり取りを、生々しい電気イスを絡めた出来事を含めてみせていく。
負け犬の遠吠えともとれる発言や、結構ドロドロした展開に、どこまでが史実かは判らないけれど、イメージとは違うエジソンの生々しさを感じる。
しかしながら、物語にあまり深みはないし、いうほどインパクトのある堀方もされておらず、シカゴ万博の件もわざとらく感情を引っ掛け様とする意図を感じたし、既知ながら肝心なオチは字幕処理。
なんか中途半端で、滑っている感じで、作中に没入出来るものはなかったかな。
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