「シカゴ万博の書道家の書いていたのは、『天下太…平?』」エジソンズ・ゲーム 琥珀さんの映画レビュー(感想・評価)
シカゴ万博の書道家の書いていたのは、『天下太…平?』
最低限知っておいたほうがよさそうな基本的事項を三つほど。私はある親切な理系ブロガーの方のレビューで予習しておいてとても助かりました。余計なお世話かもしれませんがそこからの要約です。
(ストーリーには触れてませんが、真っさらなまま観たいという方にはネタバレにあたるかもしれないので、ご注意ください。)
・直流…遠方まで送電するにはコストがかかる。送電効率が低い。ただし、発熱(発光)だけでなく、物を動かす力がある(らしい)。
・交流…送電効率がいいので、直流に比べかなり遠くまで送電できる。しかしモノを動かすほどのパワーはない(らしい)。
・テスラ…天才。交流でもモノを動かせるような仕組みを作った(らしい)。
※以上の要約に、科学的間違いがあれば、すべて私の責任です。
で、映画についてなのですが、今ひとつ消化し切れてません。正直なところ、劇的な展開ではありませんでした。
・史実に忠実に描こうとしたのか。
・歴史的な偉業のドラマを作りたかったのか。
・夫人や関係者など裏方の人たちにスポットを当てたかったのか。
ウェスティングハウスさんのお人柄、ご人徳以外はなんだかみんな中途半端な感じでした。
電流戦争の勝者がどちらであろうと、たとえば、照明が一斉に灯っていくシーンで高揚感に満たされる、みたいな盛り上がりがなかったように思います。
ルネッサンスの3巨匠。
ダ・ビンチ、ミケランジェロ、ラファエロ。
みたいに、アメリカの同時代に並び立つ3人の天才。
その3人が接点をもつことになったのが、この電流戦争だったのだ。そういう作品なのかな、と今は思っています。
前述のレビューにも書いてありましたが、P・T・バーナムの名前をトム・ホランドが口にします。
字幕では、見世物屋とされてます(まあ確かにそうなんですけど、グレイテスト・ショーマンなのにね)。
終盤に出てくるバーナムさんと同じ人なのかどうかは分かりません。
今晩は。
「レイニーデイ・イン・ニューヨーク」へ頂いたコメントバックです。
ジュード・ロウ、今作で、どこにいるんだろうと観ていたら、序盤に”ひっそり”と出演していましたね。(見つけた!って感じです。)
新しいお名前も強烈な”知的な怒り”を込めた一発ノックダウン級のアッパーパンチの様で、私は好きです。
では、又。
セッションさん、ありがとうございます。別人でしたか。そうですよねー😄
フィラメントの素材で日本の竹が良かった、という会話もあったけど、あの書道家はたぶん中国系ですよね?
スタッフの身近なアジア系の人を適当に配しただけかもしれないですね。