「悪魔の仕業だと思われた病気の恐ろしさ」彼女が目覚めるその日まで とえさんの映画レビュー(感想・評価)
悪魔の仕業だと思われた病気の恐ろしさ
この映画はなんと、日本映画の「8年越しの花嫁」と題材が全く一緒。
同じ難病をテーマに描かれた作品で、公開日も一緒
NYで記者をしているスザンナは、幻覚が見えたり、言動がおかしくなたりして、そのうち、てんかんのような発作を起こすようになるが、いつまでも原因がわからない…
その後、彼女の病気が「抗NMDA受容体脳炎」だと分かる
「8年越しの花嫁」は、主人公カップルがその病気を乗り越えていく様子をメインに描かれているけど
「彼女が目覚めるその日まで」では、その病気にかかったスザンナの症状や、周りの人たちの彼女に対する反応をメインに描かれる
それは明らかに、この病気の恐ろしさを広めることを目的にしている
私としては、病気にかかる前、かかっている間、その後のスザンナの様子がよくわかる、この「彼女が目覚めるその日まで」の方が好きだったなぁ
それにしても、クロエちゃんが演技が上手すぎて、病気にかかっている間のスザンナが本当にエクソシストみたいで怖かった
実際のエクソシストも、この病気だったのでは?
と思われているんだって
悪魔が取り憑いてる!
そう思われてもおかしくないぐらいの狂気があって、家族や恋人は本当に大変だったろうなと思った作品だった
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