「70点ぐらい。分かりずらい…」アトミック・ブロンド RAIN DOGさんの映画レビュー(感想・評価)
70点ぐらい。分かりずらい…
前から観よう観ようと思っていて、やっと観ました。
作風はオシャレでスタイリッシュで、色彩的にピンクとグリーンが同時に使われてることが多く、それが印象的だった。
音楽が良くて、クラッシュ、スージー&バンシーズ、ニュー・オーダー、デペッシュ・モード、パブリック・エネミー…
ネーナの「ロックバルーンは99」に、そのカバーまで(笑)
この曲はセブン・セカンズも昔カバーしてて前から知ってたけど、今回この曲を調べてみて初めて分かったのは、
ネーナはドイツのアーティストで、歌詞も冷戦時代の西ドイツのことを歌ったもので、この映画に実にピッタリだった、勉強になった(笑)
気になったのは、アクションシーンが、わざとらしいというか、魅せる感じに撮るのは分かるけど、なんか不自然に感じて、
次から次にくる攻撃を防御し反撃しての繰り返しだけど、次にくる攻撃を待っているような変な間を感じて、興醒め(笑)
あと、テロップがスプレーで壁に書いたみたいな今風なポップなフォントなんだけど、作品が安っぽく軽くなって、これもイヤだった(笑)
普通のフォントを使ったほうが、普通にクールに、まとまったと思う。
総合的には、けっこう面白かったんだけど、スパイ諜報モノなのもあり話が入り組んでて分かりずらかった。
最後には、だいたい分かったんだけど、途中まで、あやふやな理解のまま進んでいき、心から楽しめなかった(笑)
終わり方が好きです。
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