「アクションが思いのほかゴツい、重い!」アトミック・ブロンド AuVisさんの映画レビュー(感想・評価)
アクションが思いのほかゴツい、重い!
不惑過ぎのシャーリーズ・セロン、「マッドマックス 怒りのデス・ロード」でもアクションを見せていたが、女性版ボンドという売り文句を聞いて、カットを細かく割ってスピーディーに見せる華麗な格闘シーンを予想していた。ところがどっこい、本作のアクションはかなりの本格派だ。実際にコンタクトしているように見える迫真の殴り合い、敵役のスタントマンが階段を転げ落ちるショットなど、観ている側にまで痛みが伝染しそうなシークエンスに思わず声が出てしまう。
「キングスマン」のガゼル役が最高だったソフィア・ブテラは、味方として登場するが果たしてその正体は?というミステリアスな役どころなのだが、彼女は期待に反してアクションの見せ場が少なくて残念。その代わりなのか、別の意味で刺激的なシーンは用意されているが。
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