「グロリアはいつも隣にいる。 どこにいてもいつまでも。」あしたは最高のはじまり くりさんの映画レビュー(感想・評価)
グロリアはいつも隣にいる。 どこにいてもいつまでも。
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グロリアが、
タクシーの中の母親から去って
サミュエルのもとに戻り、
屋上で
ベルニーが母親に真実を告げるまで
サミュエルの寿命がないのだと
思ってました。
思い返せば、なっとく。
ビタミンや注射を
何故、父子一緒にするのか?
将来の成長への躾を度外視した
夢のように過ごして欲しいという
まるで、
期間限定のような、愛情のかけ方…
グロリアの笑顔は、
わがままはなく、
屈託のない無邪気さで
洗いたての白いTシャツのような
汚れのないイメージを
連想させました。
子供は鏡のように、
暮らしている
環境を写すので
いかに二人の暮らしが
素敵だったか伝わります。
印象的だったのは、
嘘の使い方と父子の言葉あそび
でした。
相手を傷つけないようにつく嘘。
母親の消息
病気の容態
母親から去る口実
取り繕う嘘。
DNA
様々なシーンで嘘がでてきます。
言葉遊びは、
パパ 不死身でしょ。
なにがあっても
娘に囁かれた父親は
生きようとする
魔法の言葉。
これは、
脚本にはないですが
本当の生死のエピソードに
使ってほしかったです。
ハッピーエンドではないですが
まとまっていて、
さわやかなラストがいいです。
だから、
好きな作品なんです。
作中の言葉やエピソードが
すごくいいです。
父が恐怖を娘が人生を教えてくれた。
明日はー
新しい1日だ
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