「罠に嵌めといて『ゲットアウト』はないだろう?!」ゲット・アウト マサシさんの映画レビュー(感想・評価)
罠に嵌めといて『ゲットアウト』はないだろう?!
結末は何一つひねりは無い。
ブラックイズビューティフルではない。
そんなに黒人が好きならば、黒人と結婚して、子供を作れば良いだけの事。こんな事を代々続ける必要はないと思うし、おじいちゃん、おばあちゃんと手術をしようとしていたアーミテージ博士の関係。そして、集まった白人集団(含む、脱亜入欧の白人気取りの黄色人種)の関係が明確ではない。
黒人が好きなのか?招かれざる客なのか?何が言いたいのか?
分からない話だ。
罠に嵌めといて『ゲットアウト』はない。『招かれざる客』をからませたのだろうが、『Welcome、Mr.blackperson』じやないの?
白人の黒人に対する劣等感って事だが、この考え方を新しい黒人映画と称する方もいらっしゃるが、ジェシー・オーエンスの時代から、運動機能ではそうだし、JAZZとかも、白人の劣等感が牽引している。
また、リベラルな人達の劣等感をこんな形で表して良いのだろうか?僕はその点が引っかかる。もっとも、その中に日本人とおぼしきアジア系が一人混じっていたが、戦後進駐軍が占領する植民地日本には、そう言ったアメリカからやって来た人達に対する畏敬の念見たいな物はあったと思う。それは僕の世代でもある。白い肌、黒い肌関係なく、アメリカ人から比べれば!ちんちくりんとした出っ歯の日本人はアメリカ人よりも劣ると見た物だ。
兎も角、この映画の最大の評価出来無い点は、この映画の演出家が黒人の男性って事だ。白人や黄色人種の気持ちは分かっていないし、女性の気持ちも分かっていない。異状だと思う。興行を考えた脚本なのだろうが、これでは『PLAN75』の演出家と同じ様な発想。稚拙過ぎる。
ゲットアウトの感想はレビューしていませんが何とも言えない不自然さや違和感がありフィクションとして楽しめました。
夕凪の街、桜の国の漫画を購入した理由は偶々ポイントがあってそれを使うと無料になったからです。