「ジョーダンピールの言葉遊びに踊らされた」ゲット・アウト カイトさんの映画レビュー(感想・評価)
ジョーダンピールの言葉遊びに踊らされた
何回観ても面白すぎる!
写真家の黒人男性が白人彼女の実家で体験する不気味な違和感とそれが確信に変わる恐怖を描いたシチュエーションスリラー。
段階的にヒントが出されて予想するんだけど絶対に上をいかれて全てが明らかになる時思わず唸ってしまった。
タイトルのゲットアウトがとてもいい味を出していて最初はそのままの意味の排斥を想像していたがそれすらも裏切られ、ジョーダンピールの掌で転がされてしまった
この作品は脚本の素晴らしさにフォーカスが当てられているが役者の目、表情が印象的だった
特にダニエルカルーヤ、ラキーススタンフィールドの目力は凄まじく頭にこびりついて離れなかった。
最初に感じた違和感は外れることがなく本能のままに逃げるべきという生物本来の教訓が本作にはあった。
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