「【序盤から漂う不穏な空気。貼り付いた笑顔の不気味さ。アーミテージ家の隠された行為が露わになった際の忌まわしさに驚愕した作品】」ゲット・アウト NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【序盤から漂う不穏な空気。貼り付いた笑顔の不気味さ。アーミテージ家の隠された行為が露わになった際の忌まわしさに驚愕した作品】
物語が進むにつれ、得体のしれない怖さがどんどん加速していく。
怖い、面白い、怖い、面白い・・。(ラストまで脳内リフレイン)
・ローズ・アーミテージを演じたアリソン・ウィリアムスが密かに持っていた数々の写真を見つけたクリス・ワシントン(ダニエル・カーヤ:今作でブレイク)の表情。
・アーミテージ夫妻(特に、キャサリン・ターナーが演じたミッシーが怖い・・。貴女が淹れたは紅茶飲みたくないです・・。)
・アーミ・テージ夫妻の息子、ジェレミー・アーミテージを演じたケイレブ・ランドリー・ジョーンズの不気味さ・・(この若き男優は、今作の2週間前に公開された「バリー・シール アメリカをはめた男」でのジャンキー役、「スリー・ビルボード」での軽薄な看板屋などで強烈な印象を残す)
劇中に出てくる黒人の不可思議な表情での、涙・鼻血は未だに鮮明に覚えている。
そして、あの苛烈なラストシーン。
傑作である。
<2017年10月28日 劇場にて鑑賞>
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