劇場公開日 2018年2月10日

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「この子は幸せになれたけど〜」ぼくの名前はズッキーニ 星のナターシャさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0この子は幸せになれたけど〜

2018年3月18日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

知的

様々な事情で親と暮らせなくなった子供たちのお話。
可愛いけどちょっぴり癖のある人形たちの姿が
この映画が一筋縄ではいかない内容であることを
観客に教えてくれる。

それでもそんなに暗い話ばかりでもなく
ところどころ笑えるシーンもあり最後は泣かされます。

支え合い生きてゆくのに血縁だけではない関係が
これからの社会には必要なんだろうな〜と感じさせてくれます。

で、月に10本ほど映画館で映画を観る中途半端な映画好きとしては

いや〜前半、こんな子いるいると言う感じで
意地悪を仕掛けてくるシモンくんが後半いいとこ持って行きます。

ここの施設の職員たちがみんな子供たちを大切に思っていて
見ていて本当に心が救われます。
雪山への遠足シーンやディスコシーンはとても素敵。
日本の養護施設にも有るのかしら?

ラストのラスト、自分の子供を産んだ女性職員が
赤ちゃんを施設に連れてきて
それを見にきた親と離れ離れの子供たちが
女性職員に問いかける言葉の一つ一つが
胸に突き刺さります。

良い映画です。本当に〜

★もう一度観るなら?「配信かレンタルで、じっくり」

星のナターシャ