「泣きました。」北の桜守 かめたんさんの映画レビュー(感想・評価)
泣きました。
70代の母と連れ立って見に行きました。この歳(40代)となり、今まで目を背けて来た戦中戦後の話を見ておくべきだと思ったからです。
何しろ、私は『戦争を知らない子供たち』を知らない子供達世代なもので、(本当に知らずに、今回これを書くに当たりググってってみて、初めて歌のタイトルだと知りました)。あとは堺雅人さんのファンなもので・・・。
映画自体はとても良かったと思います。途中に織り込まれる舞台には若干違和感を覚えましたが、舞台は好きなので、それはそれと思いながら見ていました。吉永小百合さんの映画はこれまでに1本しか見たことがなく(玄海つれづれ節)あまり先入観無く見られました。
極寒の世界での余りに辛い生活に、身に詰まされる思いがしました。夫の帰りを信じて、待ち続ける芯の強さ。真似できません。最後のシーンで彼女の思いが報われたので、良かったと涙しました。
厳寒の地での撮影は本当に大変だっただろうと思いました。俳優さんて本当にスゴイですね。
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