「幾つになっても吉永小百合❣️」北の桜守 bunmeiさんの映画レビュー(感想・評価)
幾つになっても吉永小百合❣️
皆さん仰るように、確かに吉永小百合さんの為の映画かな…と思います。しかし、30代から最後は70代くらいまでの役を違和感なくやり遂げられるのは、さすがです。
戦中、戦後の激動の時代を生きた、昭和の母の物語。劣悪な生活環境や戦火の中を、子供の為に自分を犠牲にして生き抜いて来た母の思いは、同じ時代を生きてきた人達には感慨深いものがあるのでしょう。あちこちですすり泣きが聞こえてきました。
ちなみに、鑑賞していた年齢層は50代の自分が一番低かったかな…。昨日は中高校生が殆どの「ちはやふる 結び」を観ただけに、そのギャップは大きかった(笑)
実写の中に所々、舞台劇が組み込まれ、戦争の悲惨さを抽象化した演出がされていて、途中までは、その意図がわかりませんでしたが、ラストに来て納得。カーテンコールが起きるような素敵フィナーレへと回収されました。
日本人好みの感動物語でした。
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