「ギルガメッシュ!」教科書にないッ!4 kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
ギルガメッシュ!
神様はいるのか、いないのか。夢はあるのか、ないのか。処女なのか、非処女なのか。そんな押し問答のような序盤から、やがて生徒からラブレターをもらうようになった大楽有彦は誰からなのか興味を抱く。一方、五月先生は夢がないことから教育実習生の樫本から自己啓発セミナーに誘われる・・・といった展開。
恋愛から嫉妬心が生まれ、やがてライバルを消そうとする嫌がらせ。単純に思い込んだ大楽も過ちに気づき、生徒に謝罪しなければならなくなる。猜疑心とか余計な正義感が邪魔をして、短絡的になってしまう大楽と、嫌がらせを受けているのに真実を見極めようとする綾。どっちが教師なのかわからなくなる(笑)
怪しげな教団と集団催眠なんてのは面白い題材なのに全く生かされてないし、最終的には貧富の格差を訴えようとしてるのにリアリティがなさすぎる。3作目のような追い詰められたり葛藤したりするストーリーとはかけ離れているし、笑えるシーンもない。さらに本郷杏奈の演技も全然ダメになってるので、前作のカットされた部分でもう一本作っちゃえ的なオマケみたいな作品でした。G→Dでこんなに魅力半減なのか・・・
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