劇場公開日 2021年7月17日

「弱い立場であるということ」ウェンディ&ルーシー あしたさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5弱い立場であるということ

2023年12月8日
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女性であり、家と電話とお金がない人が、どれだけ人間であれるか。
闇が、街のそこら辺でいる人が、どれだけ怖いか。
そういった言葉にしづらい、物語になりづらいことを映画にしている。
ユーモアがあるアキ・カウリスマキ作品がどれだけ救いがあるか、と思わずにいられない、同じ資本主義への違和感を映画にしている作品でもこれだけ鋭さが違うかと思いました。

あした