「胸がつぶれる、、、」ウェンディ&ルーシー maduさんの映画レビュー(感想・評価)
胸がつぶれる、、、
胸がつぶれるかと思った。
何処にでもいるような女性が、誰でも落ち得る人生の詰んだ状況を描いていて
ほんとに胸が苦しくなるけど、ケリーライカートの自然で美しいカメラワークが心地よい。
ウェンディの、状況は自業自得な部分はあると思うけど(計画性がなかったり、リスクヘッジができてないとこ)
彼女の人生に誰も口出しできないし、彼女の人生の旅も失敗も喪失も彼女だけのもの。
ルーシーとゆう大切な存在を置いていかねばならない苦しさが、ほんとにつらい。
(オールドジョイといい、犬映画多い)
そんな彼女に
「金もないのに犬なんか飼うな」とゆうスーパーの店員
「電話番号つかっていいよ」「なにも言わずにこのお金受け取って」とゆう駐車場の警備員
傷つくが、まっとうな正論と、
なんとも人の良い親切さの両方の言葉がかけらるのが
人生って感じで、良い映画でした。
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