「IT時代のプライバシー」サイバー・リベンジャー everglazeさんの映画レビュー(感想・評価)
IT時代のプライバシー
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時代の流れ…と言ってUberのプライベートジェット版App開発やら、スマートホームやら始めたものの、コーヒーマシーンすら微妙に使いこなせていないという、アナログで叩き上げの会社社長Mikeと、IT担当オタク社員Edとの対決。
レストランなどのセルフサービスのドリンクマシーンを前にして時々立ち尽くす自分としては、Mikeのアナログぶりに少し共感。
Edは立場をわきまえたり、人との距離感を掴んだりすることが出来ないのでしょう。社長がよく知らない末端の社員に普通はそこまでしないよね、ってことをするから、Edみたいな人間は社長に対しても常識的な一線を越えてしまう。彼の他人への期待も過度だし、仕返しもやり過ぎだけれども、確かに社交辞令が上手すぎて本音と区別するのが厄介な相手はたまにいます。
ITを支配する者が世界を支配すると言っても過言ではない怖さを感じました。
アナログ拳対決ならまだまだ負けない社長役のPierce Brosnan、設定年齢52歳は流石に無理が…。
Michael Nyqvist、絶対悪役だと思っていたら(ごめんなさい)、秘密兵器な割に親しみやすいおじさんを好演していました。
“Privacy isn’t a right. It’s a privilege.”
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