ザ・リング リバースのレビュー・感想・評価
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二人の間でお互いにビデオを見せあったら呪いは広がらないんじゃない?とふと思ったが、一度見て助かったら免役が出来て、この手はダメだったけ?まあ、どうでもいいけど。
①恋人カップルがサマラ(貞子)の呪いの原因を突き止めようとするミステリー的要素は原作に近いテイストでまあ良かったんだが、それ以外は全くいい加減な展開。
②『リング2』のラストがどんなだったか覚えていないので、本作が正式な続編なのか、リプートなのかわからないが、初めから呪いのビデオ有きで始まるのが安直。
③呪いのビデオが全乗客の座席のモニターに映るってルール違反じゃない?ルールを無視すれば此方の方が面白いけど。
結局あの飛行機は墜ちたの?そうであったらこの時点でサマラ(貞子)の呪いは個人的レベルを超えていたことになるけど。
④
構成良し恐怖悪し
「ザ・リング」第3弾だが、前回からかなりの時間を置いての本作の為、今更?なんて思ってしまったりもしたが、サマラの生い立ちや母親にスポットを当てた前2作に対し、本作は父親にスポットを当てている。それを知るとサマラがこれ程までに強い怨念を身にまとっている理由も納得である。構成は良くまとめられており、既存のテーマに上手く現代解釈を加え、新機軸に取り組んだ点は素晴らしい。本作では「テレビをひっくり返せばサマラ(貞子)は出てこれない」という自身の安心材料を見事に消した。なぜなら倒したテレビを持ち上げる様に出てきてしまうからだ。そのシーンは衝撃的だった。
結局前2作のサマラ封印への命がけの努力は一体何なのだろうと思ってしまうが、最近の日本の低品質な「リング」よりもまともに最後まで鑑賞できる。しかし、本作の残念な点は恐怖感が薄いという事だ。過去作や初期のオリジナル版は絶望的な恐怖感があり、それが質を高める要素だったと思うのだが、本作にそれは感じられず、ごくごく一般的なホラーというレベルにとどまってしまっているのである。やはり、映像技術が進歩すれば良いという訳でも無いようだ。だが、「貞子3D」で落胆したシリーズファンは安心して観てほしい。
実は日本のリングはみていませんが…
小説がおもしろすぎたので、映画で観たらガッカリするだろうなと思って、日本のリングは観ていません。
こっちのリングsは、数々の謎解きがすんなり行き過ぎてついていきづらかったです。
ラストはすっきり終わってほしかったけど…to be continued ですね。
帰ってきたSADAKO
例のビデオの秘密を探ろうとするが、どんどん深みにはまっていく。
ビデオをコピーして別の人に見せると助かる、というババ抜き状態だが、彼女は許さないのだ。
雰囲気は真似しようとしている
呪いの仕組みは理解している事になってて、7日後の死亡を避ける為に友人に呪いのビデオを見せようとする奴等が出てくるとか、日本的な感覚とはちょっと違う。
演出も似せようとしているものの、些か違う雰囲気に。
「サマラ凄いだろう」と飛行機のモニターに埋め尽くされる演出は興ざめした。
テレビモニターから出現し、その姿形は洋風貞子(サマラ)ではあるが、恐怖感は感じないのは抵抗するキャスト達の知性が感じられないからか?
直接的な演出も多く、洋画的な煽りが強い為「リング」に似た映画と言いたくなる。
ホラー映画としては微妙
ハリウッド版『リング』の続編としてはギリギリ及第点。ただしホラー映画としては微妙な出来栄え。
ホラー映画としての新基軸を打ち出しているわけではないので,新鮮な恐怖は感じない。ストーリー展開も凡庸。「聖職者による性的虐待」が元凶という設定もありきたり。盲目の聖職者に室内で襲われるシーンはもろに『ドント・ブリーズ』のようで思わず失笑。
では,なぜ本作を観たかと言えば,それはつまり原作小説のファンだから。オリジナルの世界から派生した一つの作品として見れば,「こんな貞子(本作ではサマーラ)もありかな」「それもまぁリングっぽいかな」と寛容的な気持ちになれるのだ。
代り映えしない
Jホラーの金字塔「リング」のハリウッドリメイク版である「ザ・ リング」シリーズ第3弾。
なんだろう、いつもの感じ?代わり映えしない内容でしたよ。わかってはいたけどねー
やっぱ、日本版の方が良いわ(笑)
7日の緊張感一切なし。
低年齢化とお笑いに走った日本のクソつまらなくなったリングシリーズよりは数段ましな仕上がり。
が、重要なタイムリミットの7日間はほとんど無視。呪いの原因究明が軸になり、そしてその原因も見つけ方も全て新鮮味なく使い古された展開が残念なところか。
まあ、ただ久しぶりにホラーらしいリングになってたし無難なまとまりでよし。
一瞬ときめきを感じた!!
ホラーを観に来たのに、出演者の顔ややり取りをずっと観させられているだけでとにかく怠かったです。主人公が怪異に挑まなければならなくなった動機や意味も薄く、物語に入り込めませんでした。クリーチャーの造形や攻撃方法、軟体スタントを楽しみたかったですが、1分も映っておらず残念です。出だしの飛行機のシーンでは一瞬ときめきを感じました。こういったときめきは大事にしたいです。
日本人寄りのホラー映画になったかと。
日本輸出米アレンジ第3弾。
過去アメリカ、アレンジ版を観た上での評価。
まず、日本版ではシリーズ的に呪いのビデオに井戸の表現が無くなりつつあるが、こちらでは表現してくれてありがとうと言いたい。(ストーリー上井戸関係ないけど笑)
ちなみにビデオの扱いは今ならではのパソコン上再生動画になってます。(呪い拡散方法バレバレですが)
貞子みたいな表現もばっちり。
最後も最近の日本ホラーに似た終わり方です。
観やすくていいんじゃないでしょうか?
オリジナル度はありませんが、分かりやすくキチンとリングしてますし、予告編通り原点回帰かと。
過去作に比べると余りごちゃごちゃアレンジせず、過去アレンジ版と比べれば日本人寄りのホラー映画を作ってくれたとハリウッドには感謝したいですね。
冬のホラー映画とすればオススメします。
ルーツ
ハリウッド版の3作目にして前作からの続編。
1週間前に呪いのビデオをみたという男が飛行機で死んでから2年後、彼が所有していたビデオデッキを買った大学教授がテープを発見し、生徒達にビデオを見せて死後の生についての実験をすることから始まる話。
確かに原作や日本版のリングに近い描写が沢山織り込まれているものの、関係ない死に方もあったり、ビデオも関係なくなっちゃうし。
思えば日本版も3作目はもうかなりぐずぐずだったよね。
まあ動画ファイルでOKなら、今の時代SNSがあるからその設定だけで押し通すのは難しいだろうけど。
終始突然の大音量で驚かすばかりだし、終いには大音量でパーンして何もなしとか…もう次はなくて良いんじゃない?という感じ。
リメークに名作なし
2018年の初鑑賞映画である。
封切り初日、その1回目で見た。おっさんを中心に半分ほどは席が埋まってたかな。
日本のオリジナル作の公開からもう20年なのね。
当時のヒロイン、松嶋菜々子は子持ちの役だったけど、撮影時は23歳くらい? 大人っぽかったねえ。
あれはいい作品でした。
リングファンを自任する評者も決して本作が極端な駄作、金返せ的なできとは思わない。
今のハリウッドでまじめに、一生懸命に作ると、こうなるっていう感じ?
う~ん、わかるんだけど、ヒネリを入れるとか、もっとドギつい場面を入れるとか…。
あんまり考えてないんだな。
リング初心者も過去のファンもそれなりに楽しめるけど、結局、この批評のタイトルどおりってことです。
本国でも評判がよくなかったのはわかるね。
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