コール・オブ・ヒーローズ 武勇伝のレビュー・感想・評価
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とても面白かった
敵の将軍の倅みたいな人でなしの悪者が本当に憎らしくてよかった。一切同情の余地のない感じが素晴らしかった。
ヒロインが前半に一瞬で殺されて目を疑うほどであった。その容赦のなさにこの映画の覚悟が伺えた。
乱戦のアクションがどれも素晴らしかった。タイマンがもっと見たかったが1戦だけだった。
だらだら
面白いけど、どこかで見たような。そしてあとちょっと。
ジャッキー・チェンの「WHO am I?」や過去作である「新少林寺」などで傑作を放っていたアクション演出には定評のあるベニー・チャン監督作品ということで、期待して鑑賞しました。
作品の出来は、平均点高しという印象を受けたものの、どこか既視感と物足りなさを感じました。
「新少林寺」と時代設定がかぶり、ルイス・クー演じる軍閥の将軍も「新少林寺」のニコラス・ツェーとかぶってる気がしました。
エディ・ポンを主役だと思って見てたら、ラウ・チンワンが主役で、エディ・ポンの活躍を期待しながら、結局最後まできて、物足りなさを感じました。
あとヒロインだと思ってたジャン・シューイン演じる先生もあっさり殺され、ヒロイン不在のショックで、なかなか素直に楽しむことができなくなってました。
ひさびさなワイヤーアクション。
全員キャラ立ちしてる武侠アクション
往年のショーブラザーズの武侠映画を思わせる出来。少々『ブラッド・ブラザーズ』っぽいかな。
流れ者役のエディ・ポンが主役のように見られがちだが、実質的主役はラウ・チンワン扮する村を守る団長。圧倒的強さにあらすじが似通っている『マグニフィセント・セブン』のD・ワシントンとダブる。
ルイス・クーの非道たっぷりな悪役もキャラが立ってて良し。
エディ・ポンが本筋に絡みそうであんまり絡まなかったり、事態がほぼ村の中で起こるため、スケールが小さく見える感も…
ただ、今回はワイヤーの乱用が気になるもサモ・ハン演出のアクションは相変わらず冴えているし、やっぱり集団抗争モノは観ていてテンションが上がる。
「サモ・ハン is BACK!!」というフレーズが付いていて、アクション面での意味でつけたのかと思ったら、ラストの強引な話の閉じ方に笑った。
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