私は渦の底からのレビュー・感想・評価
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30分の短編ながら紛う事なき佳作
自分がレズビアンであり、恋愛対象として好きであることを親友に打ち明けられなかった主人公。
多くのLGBTQを扱う作品軍が、未だにそこの部分での葛藤や偏見との闘いをテーマとしているのに対して(もちろんそこに課題があるからこそだろうが)、この作品は、軽やかに更にその先を描き出してくる。
普遍的で多様な恋愛感情への目配りとか、恋愛上の勝ち負けとか、それも決して説明的ではなく、映画として見事な描き方で。
野本梢監督の他の作品を是非見てみたいと思った。
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