DESTINY 鎌倉ものがたりのレビュー・感想・評価
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よかった!
小さなあらはちょいちょいあるけど、全体的によくまとまっていて、最初から最後まで退屈せずに楽しく見れました。
そして、最後ちょっと幸せな気持ちになるとともに「夫婦っていいものなんだなぁ」ってちょっとうらやましくなったりも。
最後あたりのCGは圧巻です。もっと見ていたかった!
部分的に千と千尋の神隠しの影響があるように思えたのだけど、着想を得たとかあるのかな。まったく影響受けてません!っていうのはちょっとムリがあると思うけど、パクってるとかそういう話ではありません。影響受けてるなぁ~程度。
ちょっとした不満としては、なんか演技がちょっとオーバーなときがたまにあって(特にヒロイン)ちょっとそこが残念さん。
映画を見ているというよりも、演技が大きい舞台を見ている印象を受けました。それとも日テレ製作だし、テレビ的なのかな。
でも総じて良い映画だったと思います。
もう一度ぐらいは見たいかも!
心が温かくなる映画
VFXが素晴らしい!!
高畑充希の嫌味のない可愛さっぷりに脱帽。
ほのぼの癒しのファンタジー。
ジブリアニメを実写化
生と死と愛と日常
ゆったりした雰囲気の割には、エピソードが盛りだくさんでテンポが速く、素晴らしいシーンを見逃しそうになります。主役キャストの後ろでウロウロしている魔物さん達や、何気なく置かれたセットの小物まで神経が行き届き、作品への愛を感じます。
これから鑑賞される場合は、しっかりと目を見開いて、見逃さないようにして下さい。
作品の中で「死」はネガティヴではなく、しっかりと生きた先にある、日常の続きという位置付け。愛する人とまた一緒になれて、嬉しそうな死者の明るい顔。黄泉へは江ノ電のタンコロでカタンコトン揺られながら行くのが、鎌倉らしくて楽しそうでした。
後半のドラマチックな展開も大円団に終わり、先生夫婦が食卓を囲む処でエンディング。生も死も愛も、全てが日常と地続きの幸せ。そんな素敵な映画でした。
誰がみても外さない作品
「見なくても」損しない単純娯楽作
よく、「これを見ないなんて人生損してる」みたいな褒め言葉がありますが、本作にこれを当て嵌めるなら、「見なくても全然損しない」単純な娯楽のための映画、という感じでしょうか。
お話自体はよくまとまっていて破綻がないです。広げた風呂敷の畳み方や伏線の回収の仕方もソツがない。CGもまずまずで、映像的な見応えもある。ただ裏を返せば、"良くまとまっているだけ"の映画とも言えます。
個人的には、メインの一色夫妻に魅力を感じられなかったのが痛い。堺さん演じる正和は「いかにも堺雅人が演りそうな役」という以外に深みも味わいも無く、高畑充希さん演じる嫁の亜紀子はイノセント感を出し過ぎで、月曜ドラマランドのアイドルじゃないんだから・・と軽く呆れてしまいました。基盤となる2人の夫婦生活がおままごとのような現実感の無さのため、事件によって失われる事、それを奪還する事にカタルシスが感じられないんですね。大人が観る映画として作るなら、もう少し夫婦の絆や、"得難い日常"を描いて欲しかった(設定で実はこうでした!みたいなのとは別に)。
キャラクターの弱さに目をつぶるにしても、全体のストーリーテリングも弱く、全てが予定調和的で、悪くは無いけれど、毒にも薬にもならない感が強いです。お正月にお酒を飲みつつ、何も考えずに観る映画という事で、今観るべきでは無かったのかも知れませんね。
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