劇場公開日 2017年10月21日

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「【本当にこんな奇想天外な人物がいたのか?善悪の区別が尽かなくなってしまったあるパイロットの人生をトム・クルーズが演じた異色作】」バリー・シール アメリカをはめた男 NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0【本当にこんな奇想天外な人物がいたのか?善悪の区別が尽かなくなってしまったあるパイロットの人生をトム・クルーズが演じた異色作】

2019年11月18日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

知的

 俄かに実話とは思えない、奇想天外なストーリーに一気に引き込まれた作品。

 1970年代のアメリカは、余程規制が緩かったのか、それともバリー・シールの機知が上回っていたのか?

 ヒーロー役が似合う(誰もがそう思うよね)、トム・クルーズがダメな(アンチ・ヒーロー)役を演じる姿が妙に面白く感じた作品。

 ダメなトム・クルーズ作品としては何度も死んでは生き返る「オール・ユー・ニード・イズ・キル」が記憶に新しいが、今作は実在の人物を演じている点でも今までなかった味わいを感じさせてくれる。

 バリー転落の道を持ちかけてしまった、CIA隊員シェイファーを演じたドーナル・グリーソン、愛する妻ルーシー(サラ・ライト・オルセン)のダメダメ弟JBを演じたケイレブ・ランドリー・ジョーンズの姿も印象的な、ダグ・リーマン監督が「オール・ユー・ニード・イズ・キル」に続いてトム・クルーズとタッグを組んだ異色作。

<2017年10月21日 劇場にて鑑賞>

NOBU