「いつまでも印象が残る」パーソナル・ショッパー モリゾーさんの映画レビュー(感想・評価)
いつまでも印象が残る
人間の外見と内面、物質と精神|霊、セレブと庶民、会話とメール、日常と非日常、自然と人工|機械、都会と田舎、、、
その境界は、ファジーなものと考えて生きたい。そういったことを思った。
この豊かで、便利な現代とは、何だろう?思考する素材に溢れていた。
そして振り返って、現実の世界で生きることを考えた。
今もずっと、この作品の奥深いメッセージは強く残ったまま。テーマは、とても重い。
是非、アサイヤス監督の2016年カンヌ国際映画祭の公式記者会見をチェックして下さい。
(パンフレットの27ページ、「オリヴィエ・アサイヤス監督インタビューⅡ」)
ちょうど、先月公開の福間健二監督の秀作「パラダイス・ロスト」を見ながら、すぐに、この作品の記憶が蘇りました。
「コロナ時代」、両作品とも、是非皆さまにおすすめします!
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