「単純に面白い」スプリット よしこさんの映画レビュー(感想・評価)
単純に面白い
多重人格者のお話でした。
23人だと思われてた人格がまさか最終兵器24人目のビーストがいたとわ。
叔父さんから性的暴力虐待を受けていたであろう女の子が誘拐され、同じ経験を持ったケビンは、多重人格者になり、群のみんながケビンを守っていましたね。
最後彼女の体の傷を見てきっと、同じ経験をしてきたと理解したケビンは傷つけずに去って行きました。
この世に多重人格者は本当に存在するもので、それをどう世界が理解するか。
理解者である先生を殺してしまったのは本当に残念でした。
最後、警察から迎え叔父さんが来たことを知らされた主人公は、強い意志の目で警察に訴えていましたね。
15年前の車椅子の事件に似てると言われていて、ラストでダンという名前でブルースウィルスさんが出て来ましたら、あれは何かにつながっているのでしょうか?
ケビン役の方の表情使いすごかったです。
パトリシアさんとヘドヴィンの時の表情は顔を見ただけですぐわかりました。
かなり演技力の高い方なのだと表情だけでわかりました。
すごく見逃す時間が全くない最後まで楽しめる作品でした。
あの状況でとっさにおしっこすれば嫌がられるからして!みたくいったとき、なんでこんな判断が出来るのかと思いましたが自身が叔父さんからそーゆーことをされたことがあるから対策方法を身につけていたからなんだなとわかりました。
良い叔父さんなのかな?とは最初思いましたがケイシーを見ながら何度も笑いながら振り返るシーンで、あれ?この人もしかしてやばい人じゃね?って気づきました。
だから監禁されたときトラウマのように何度もパパと叔父さんの思い出を思い出していたのですね。
24人も人格があるという割には全ての人格が見れなかったのは残念でした!
人間離れしたビーストと言う人格は無理があったのではないかとは思いました!
2回目で見ると誰が誰なのかしっかりわかるから面白いです。