「小さくまとまるな!」ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ fukui42さんの映画レビュー(感想・評価)
小さくまとまるな!
私の住む地方の方言で言うと。主人公・レイは「てなわんやっちゃ(ずる賢い)。
西海岸の小さなエリアだけで、こじんまりとした「マクドナルド兄弟のハンバーガー店」。それにレイが一目ぼれし、「執念」でフランチャイズ化していく様は。よく言えば「大きくした」、悪く言えば「乗っ取った」。つまりレイには、ずっといろんな職業を経て、「マクドナルド」で才覚を現したという事でしょう。その成り上がりぶりという点では、ちょっと「てなわん」面が随所にあって、人間的には好きになれない。
でも商売人としては、52歳にして始めたことも合わせて、凄腕だと思います。そのサクセスストーリーな面は、面白かったですね。
いい人ほど損をくらう。飲食業界の闇なのかもしれません。
日本マクドナルドが1971年。地元に出店したのは1986年、私が高3。とても嬉しかったなあ。レイの言葉にあった「マクドナルドって、言葉がアメリカらしい」。まさにその通り!。高3の頃を思い出した作品でした。
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