「オフ・ビートな思いやり。 流石、gerwomen♥」ありがとう、トニ・エルドマン マサシさんの映画レビュー(感想・評価)
オフ・ビートな思いやり。 流石、gerwomen♥
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ジャーマンキャピタリズムの終焉も間近だが、エネルギーをルーマニアでなんとかすべえ。
娘とその父がルーマニアの下請け会社へやって来る。
父の眼の前でルーマニア人が合理化される
『解雇ってジョークだろ。』
と父が訴える。
トイレを貸してもらったルーマニア人にお礼の言葉として
『ジョークを忘れないで』と父は言う。
それを聞いて娘は
『ユーモアを忘れるなぁって、きつい冗談よ。』
『人員削減とは関係ない。交流が楽しかっただけだよ』
『一人の解雇で騒いでいたら合理化なんて出来ない。』
『その話は止めよう。』
『綺麗事ばかり言わないで
パパだって、結局私達の恩恵を受けているじゃない。』
と帰りのタクシーの中で会話が少し盛り上がる。
弾けた娘はタイトな服を着れなくて、冗談で裸パーティを!
余裕だね。
着れないタイトな服だけど、女性の服ってチャックがなんで背中にあるのかなぁ?勿論、ハイヒールはなんの為に高いのかなァ?
余裕と言うよりも『bullshit movement』だと思うね。それに裸パーティは重なったね。
終盤 娘との会話
『なんの為に生きているって聞かれたけど、困った事に、今はみんな成果ばかり重視する。義務に追われている内に、人生が終わっちまう。時間は止められん。大切な君の為に生活してきたんだ。でも、その時は気付かなかったけどね。』
娘は何も答えず
その時、娘は始めて父の前で笑う。付け歯とロシア帽を被って。
ドイツは日本を抜いてGNPで世界三位になったって知ってる?皆裸パーティやっんだよ。
勿論♥
株価なんて信用しない方がよいよ。
短期逃げ切るなら良いかもしれないでもね。
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