「何このアンジャッシュ状態w」泥棒役者 ひろっぴさんの映画レビュー(感想・評価)
何このアンジャッシュ状態w
「泥棒役者」鑑賞。
*概要*
かつて金庫破りとして泥棒稼業をしていた元泥棒が、刑務所から出所したばかりのかつての泥棒仲間だった男に脅され、仕方がなく、再び泥棒稼業をし、「絵本作家」の豪邸へ忍びこむが、「豪邸の主人」「絵本作家」「編集者」と次々と別人に間違えられ、泥棒であることがバレたくない一心で間違えられた役柄を必死に演じることとなる・・・。
*主演*
丸山隆平
*感想*
この映画の予告は1回だけ観て、少々気になっていたこの作品。
中身がコメディなので、あまり期待せずに観ましたが、割と面白かったw まるでアンジャッシュのコントのネタを映画化したようなもので、意外と面白かったです!(^^)
主演である関ジャニ∞の丸山さんと高畑さんの冒頭のラブラブっぷりがちょっと鼻につくけど、話の流れがスムーズだし、解りやすい。
豪邸に忍び込んだ後、まるでアンジャッシュのコント。編集者に間違われ、絵本作家の主人に間違われるんですが、何度もそれを繰り返してしまうとちょっと飽きてしまうんです。しかし、面白い所が結構ありました!
本物の編集者・奥江里子っていうんですが、絵本作家やセールスマンが勝手に彼女のことを偽・編集者(丸山)の「奥」さんって勘違いするのがやられましたね~(^^) 名刺出されたとき全然気付けませんでしたww それに気付いた他の観客達はゲラゲラ笑ってましたw
あと、本物の絵本作家・前園を演じた市村正親さんのインパクトのあるコスプレには笑いましたw 個性が強すぎるよ…(^^;
アンジャッシュのコントのような、勘違いされ~のまた勘違い、さらに勘違いされて、物語後半になってくるとさすがに混乱してきますね。(笑) しかし、ただのコメディではなく、ちょっとした感動があります。
ちゃんと伏線もあって、それを上手く回収させるのが見事でしたね。
でも、最後、編集者やセールスマン達が泥棒(宮川大輔)に手縛られ、警官が入ってきて、セールスマンが必死に言い訳をするくだりは、さすがに無理があるな~(^^;
あと、その泥棒の宮川大輔は、ガムくちゃくちゃやって気持ち悪かったけど、最後のタマとミキのぬいぐるみをして、仕事を見つけて再スタートしてくれて良かったな~って思いました。
期待してなかったんですが、個人的に面白かったです! 最後はハッピーエンドで良かったな!\(^^)/