「走るマリオン・コティヤール」愛を綴る女 ミーノさんの映画レビュー(感想・評価)
走るマリオン・コティヤール
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1950年代の南フランスの質素な田舎町に暮らす激情型のヒロインは、時々発作的に腹痛が起こり、母親に仮病ではと疑われている。激しすぎる愛情のために求める人から愛を得られず、その性格と健康を心配した親に身近な男性と結婚させられる。実は腹痛は腎臓結石で、温泉療法のために半年間入院した病院で、魅力的な男性と出会って、恋に落ちる。
マリオン・コティヤールがどんな表情、どんな髪型でも、絶対に美しい。最後はまさかのミステリー。夫の心が凡人程度の寛容さであれば、息子の晴れ舞台にリヨンのアパートへは行かせてくれなかっただろうし、行かなければ真実に気付けなかったのだから、この夫の人間性が全てだ。
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