「イタイけど気持ちはよくわかる」愛を綴る女 とえさんの映画レビュー(感想・評価)
イタイけど気持ちはよくわかる
主人公のガブリエルは、フランスがインドシナ戦争をしていた頃、親が決めた結婚相手と望まない結婚をした女性。
彼女が結石で入院することになり、療養所で、ある男性と知り合う
この映画は、すごく感動するとか、すごく共感して涙を流すっていうタイプの映画ではなく
(もちろん、個人差あり)
主人公の女性は、すごくイタイ人で
「あぁ狂ってるなぁ」ってちょいちょい思うんだけど
それでも、気持ちわかるなぁって思った
彼女に憧れるとか、あぁなりたいとかじゃなくて
きっと、自分の中ににもガブリエルが多少なりともいるんじゃないかっていう思い
でも、それは、戦時中という環境が彼女を作り出したような部分もあったかと思う
観終わった後に、希望を感じられたのが、この映画の救いだった
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