グレイテスト・ショーマンのレビュー・感想・評価
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舞台劇としては面白いけど、映画としては弱い
ふつうに面白い。
そして、正統派ミュージカルだ。
しかしながら、演劇のミュージカルを何のひねりもなく映画にしただけ。
という感じなので、映画としてはイマイチ見所に欠ける。弱い。
105分の上映時間で良かった。
映画としてはLaLaLandの足下にも届かない。
まぁLaLaLandほどの映画と比較するのはかわいそうな気がするが。
漫画をそのまま映画にしてもダメなのと同じように、
劇をそのまま映画にしてもダメ。工夫し、変えるべきところは変えないとダメ。
LaLaLandと見比べると、
演劇をそのまま映画にしただけでは、クソみたいなものができますよ、という事がよく分かるので面白い。
LaLaLandのダミアンチャゼルのセンスはすごかったんだなという事がよく分かる。
正直ありがち、けどそれ以上に魅せられた
音楽が本当に良くて、初めから鳥肌でした。頭から離れません。
ただやっぱり、歌、踊り、物語全部を引っ張ってくれるヒュージャックマンの存在感、役の奥行きに引き込まれました。
大筋がミュージカルである以上、どうしても映画の2時間という枠に収めるには、話の深さに限界があり、内容はありがちで予想はできました。でも「ありがち」なものを、どんな攻め方でこちらに“魅”せてくれるのかというショーの醍醐味を感じました。人の魅力と、やっぱり音楽。本当にサーカス団員みんなで踊るシーンは圧倒。心動かされます。スクリーン越しなのに役者さんの熱が伝わってきます。
ヒュージャックマンの人柄がそもそも素敵なので、そのまま役も入り込むことができて、個人的にそこも嬉しいです。
とにかくサントラ買います。本当に見て良かったです。
歌とダンスが素晴らしかった
これから頑張る予定の方に観て欲しい作品
素晴らしい!
まず冒頭のサーカスシーンで鳥肌が立ちました。お話自体は絵に書いたようなサクセスストーリー。1度高みまで上りそのあと見事なまでに転落し、そこから心機一転大切なものにも気づき(思い出し?)また1から頑張って行こう!というようなありふれているお話でした。
お話自体はありふれていましたが、演出や歌が素晴らしいです。私が一番好きなシーンはヒュージャックマンとザック・エフロンがバーでグラスを滑らせながら歌っているところです。かっこよすぎました!そのあとのヒゲ女の歌も素敵です。切ないのに、力強く見ていると力をもらえるような感覚になりました。ミュージカル映画とだっけあってずっと誰かしら歌っていますが、役者の歌い方(演技)も素晴らしく感情移入しやすい映画だと思います。
ショーマンのサーカスはどちらかというと見世物小屋に近いニュアンスが大きく、パフォーマンスももちろんありますが現代で想像するサーカスとは少々違う気がします。お話の都合上、差別的表現・演出がありますが(あくまで軽くです)そういったものに抵抗のある方ら嫌悪する方は微妙かもしれません。
見応えはあるけど…
そうでもない。
やけに評判が良いので観に行ったのですが、
そんなに大したことない映画です。
音楽は良かったですが、
ミュージカルのシーンがやけに多い。
P・T・バーナムはペテン師と叩かれる訳ですが、人を騙して金を取るような描写が全くない。彼のサーカスに反対する人がまるでマイノリティに排他的なイメージを持たせます。
マイノリティの問題をそこまで掘り下げず、
表面的で皆違って皆良いんだよ的な浅いメッセージ性です。
P・T・バーナムが家族を無下にして金儲けに突っ走る訳ですが、貧乏な頃から幸せそうで満足してそうなのに、なぜそのような行動に出るのかがイマイチ理解できません。
ストーリーには色々と思うことがありますが、
ミュージカル映画が好きなら楽しめると思います。
何度観ても楽しい!
何か足りない
言うまでもなくグレイテスト・ショーマンの音楽はとても素晴らしいものだと思う。
今作品は多様性をメインにしていると思うのだが少し物足りない気がした。
ストーリー展開もあまり良くなかった気がする。序盤までは良かったが中盤あたりからのストーリー展開が早かったりしてちょっと置いてかれている気がした。最後のエンディングも展開が早すぎたと思う。
ストーリーの驚きや衝撃が少ない気がした。
ハッと驚いたり想像できない展開が欲しかった。
もう一度大きなスクリーンで観たい
すっごい良かった…
入りから引き込まれたし、時間があっという間だった…彼等の歌をずっと聴いていたくて歩きながらサントラダウンロードした。
どれもこれも力強い曲で、奮起しようと力が湧く。
this is meとか本当格好良過ぎる…歌いながら踊るところも格好良かった…
ララランドの終わりは渋々ながら納得したけど切なかった分、この作品は綺麗にハッピーエンドを迎えられてとても気持ちの良い映画だった…出てる人皆の歌好き。
これはまだ映画館でやってるうちに大音量と大スクリーンで観ておきたい。
ザ・エンターテイメント
フェンダーとストラディヴァリウス
圧倒的な演出。息つく暇なく魅せ切る展開。その中で、ありのままの存在を認めよう!というテーマが流れる。
あれ?あの映画と共通のテーマではないか…「シェイプ オブ ウォーター」
しかし、創り方が全く違う。
勝手な例えだか、こちら(グレイテスト ショーマン)はフェンダーであちら(シェイプ オブ ウォーター)はストラディヴァリウスのようだ。
方や資本を集中させて質量ともに文句なしの作品、方や熟練職人による唯一無二の作品。
「崇高な芸術とは、人を幸福にさせるもののことだ」というエンドロールの言葉。
フェンダーもストラディヴァリウスもしかるべき演者によって人を感動させ幸福をもたらすものだと思うが、結局それもその時の受け手の好みによって変わってくる。
つまり、万の受け手のために万の映画があって良い。
それが芸術の本質である共感性を担保することだと思う。
感動、楽しさ、幸せ、この映画は、それらをぎゅっと凝縮した「ぶれない」エンターテイメント映画だ。
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