グレイテスト・ショーマンのレビュー・感想・評価
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楽しめる一本
一見の価値あり
2021/1/29 IMAXで再鑑賞!
うわ、楽しい! IMAXの大画面、大音響が、みごとにぴったり。すごくいい。この上なくいい!!
ミュージカルって、IMAXと相性いいんだな。
しかしIMAX、最高なんだけれど、とにかく疲れる。特に予告編。大迫力のエッセンスが詰まっている上に大音量シーンの連続だから、予告編見終わるともうヘトヘト。これから本編なのに…
とは言え、特別料金で一律1,600円だと思うので、かなりお得だと思います!!!
ということで、皆さんも近くでやっていれば、是非この機会に「グレイテスト・ショーマン」IMAX版、鑑賞ください!
そして今回観てだいぶ感想が変わったので、あらためてレビューすることにしました。
オープニングから微笑まずにはいられない軽快な出だし。映画って、最高!
歌声を背景にすると、普通の映像もホントに印象的に見える。序盤、少年少女の「ミリオンドリームス」の歌声を背景に、一気に説明する主人公の少年時代、青年時代。快適!
サーカスが成功するまではとんとん拍子だが、都合がよいこともミュージカルには大切だし、リズムに乗ったまま、快適に観られる。
フリークス達を集めた主人公が成功するわけだが、集まってきたフリークスたちは、「生きよう、輝こう、元の世界にはもう戻れない」と歌う。
実際にこんなミュージカル仕立てにできたら、観ている方は面白いだろうな。
「頂点は、下がるしかない場所」という言葉を強烈に認識させる展開。主人公を持ち上げたフリークス達が、もう主人公は以前のように自分達と付き合わないと知った時に流れるのは、「This is it」!
そう、この物語はバーナムの映画のように見えているが、実はフリークスと呼ばれる彼ら皆の映画なのだ。「値しないものなどない。私にも愛される資格がある」圧巻の歌、そして映画を象徴する歌詞「マイプレイス(居場所)」!!
エンドロールで流れるバーナムの言葉「もっとも崇高な芸術とは、人を幸せにすることだ」が、心に残る。
2018/3/21のレビュー----------------
楽しかった。一気見の妙というか、勢いで、ひと息で見せる映画だった。
ミュージカル仕立てのよいところは、それほど演技が深くなくても、大いなる喜び、深い悲しみやとめどない喪失感といったものを音楽と踊りで表現し切れる点だと思う。そういう点でうまくいった映画。
芸術でなくても人を楽しませることが大切。いや、最後に出るように、最高の芸術とは、観た人を幸せにすることか。
ありそうなストーリーだし、どうみても「すごい映画」とは思えないが、少なくとも観た私は幸せになりました。映画って、そういうものでいいんじゃないかな。特にミュージカルって、そうなのかも。
おまけ1:フリークマンショーっぽくはなかったです
おまけ2:「ララランド」のチームが・・と聞いていたが、音楽担当だけだったんだね
2018/12/6 追記
本作は、記録的大ヒットとなり、周囲の評価も「ララランド」よりも正直なところ高かった。
「This is it」という楽曲の効果も大きかったと思う。耳に残る曲だ。
2021/01/29追記
こちらが王道のミュージカル映画であり、「ララランド」は、純粋に "映画" なんだろうな。「ララランド」を観た後で、この映画に対しても "ミュージカル" でなく、"映画" 的な価値を要求し過ぎてしまっていたようだ。それによって、この映画の価値を見損なっていたことに、反省。
見終わったあとの爽快感
これは綿密に計算された酒場ミュージカル映画!
久々に六本木の大きなスクリーンでの視聴。音も抜群。ギリギリにチケットを取ったため、最前列での視聴で字幕追うのに疲れました、、、
ララランドはラブストーリーが中心で、あまり共感できずに楽しめず、ミュージカル映画苦手なのかなと考えていましたが、この作品にはどハマり!お仕事×家族ムービー。曲の入り方も舞台上で歌っているところから始まるので、違和感ゼロで入り込めます。
ストーリーはわかりやすい起承転結。成り上がり要注意と差別問題のお話。そこまで描かれてはいませんでしたが、娘たちがかなり力強く生きているんだろうと勝手に想像していました。お父さんが解雇されたら、突然借金して事業立ち上げて、なんとなく成功し始めたら家からいなくなって、そのあともいろいろと、、、強くなければいじめられるの必至、相当だな。。
一番好きなシーンは、酒場での歌やダンスシーン。最後に出てくる酒場もいいのですが、一番は間違いなくThe Other Side。ザックとヒュージャックマンとシーンはバーテンダーとの掛け合いも含め、完璧。なんでそんなタイミングでお酒飲めるの、注げるの、交換できるの!!マジックを見てるみたいで永遠ルーフで見ていたい。それでいて内容は緊迫の交渉シーンだから、たまりません、、、あのシーンだけでお金払えます。
とにかく映画でワクワクしたい、元気になりたい!そんな人にオススメです。音のいい映画館で是非。
歌とパフォーマンスが素敵
バーの人!
夢想的
貧しい少年のサクセスストーリーではなく、おじさんの人間的な成長が主題。
サーカスシーンやフリークの場面はとても良かったです。
音楽が無個性。
ストーリーが安っぽすぎる。
あまりに楽天的で夢想的。
文句はいくらでも言えますが、結局問題なのは主人公だと思います。
おじさんがお金を稼いでピンチになって復活する。これに問題はないのですが、描き方は問題だと思います。
まず、分かりづらい。この人の人間的な成長が主題だと、相当時間がたたないと気づきませんでした。
そして、センスがない。成功して調子に乗るのは分かるのですが、その表現がすごく不快です。
そしてどうしてもこの人を好ましく思えません。
まず、この人は疑い用がなく差別主義者です。
上流階級を小馬鹿にしつつ、仲間入りしたくてしょうがない、その器の小ささ。
サーカスのメンバーを称賛しつつ、自分が主役のパーティーには呼ばない。
サーカスのメンバーを「目立つから」と立ち見席に案内する。
パーティーの席での義父への発言。
様々な点でイヤな人間ですが、それが特段責められるわけでもなく、修正されるわけでもなく普通に踊ってハッピーエンドを迎えます。
それが1番違和感を感じるところです。
映像や音楽も、芸術性や革新性のカケラもなく、「これやっときゃ喜ぶだろ」といった意識をありありと感じました。
これまで見た映画の中で最高傑作
歌詞で物語る映画
公開初日に観に行きました。
私はマイケルジャクソンさんを通じてPTバーナムさんを知ったので、マイケルさんが参考にするとはどんな生き方だったのだろうか?という想いが強すぎてしまい、この映画をきちんととらえることができていませんでした。
途中ジェニーリンドさんが登場してからは、誰かの人生にも深くかかわっていたなぁ~誰だっけ?みたくなってしまい集中できず、残念。帰りにアンデルセンさんだったと思い出し、もう一度アンデルセン夢と冒険の物語を観ました。
頭を空にして2回目鑑賞。
This is Meの入り方にぐっぐっと来ました。
主人公はPTバーナムなのに、まるでレティが主人公のような気持ちになるほどでした。
チャリティに感情移入してしまい、女であることにちょっと歓びを感じました。
そしてサントラを購入し、全ての曲を自分で訳して、子どもたちと一緒に3回目鑑賞。
歌を自分なりに解釈してみると、この映画のメッセージはめっちゃ深いことに気が付けました。
歌詞の凄さ、使われている単語の深さ。
私は英語は全くダメなのですが、マイケルジャクソンさんのことを理解したくて、彼の曲のほとんどを自分の力で訳したのですが、私自身英語がネイティブじゃないからこそ、直訳だから伝わってくる大切なフレーズが多いと感じました。
マイケルさんの歌の技法というか・・・・
歌詞でそのキャラクターも伝わってくるし、でも収まりも良くて、さすが構想7年だと感じました。
さらにこの映画の魅力は、出演者・スタッフたちのこの映画に対する愛の深さだと私は感じ取りました。
英語が理解できて、英語で観ることができたら、もっともっとこの映画の魅力を感じ取ることができるのに!と悔やんでいます。
ブルーレイが出たら、この映画を英語で理解できるよう努力しようと思っています。
もう、レビューでは語りつくせないです(笑)
素晴らしい!ブラボー。
もう一回観に行く予定です。
ちなみに小学生高学年3人を連れて行きましたが、子どもたちもとても楽しみ、映画も歌もダンスも気に入っています♪
善い映画を見せることができてよかったです!
追記:
「It's here right in front of me」
私に必要なものは目の前に、ここ揃っている。という解釈すると、この映画のメッセージが伝わると思います。
映画はあっという間に終わりますが、「From Now On」の歌詞あるクレージーなスピードだったということを表現していると思います。「The other side」の歌詞に「君次第では僕は舞台を明け渡すかもしれない」という一言でフィリップが興味を示し、最後は明け渡します。
この映画は日本語字幕では不十分です。
歌詞がストーリーそのものなので、字幕に収めることはかなり難しいです。
そして「The Greatest Show」は最高のショーでもあるけれど、人種を超えた愛の素晴らしい証明という意味でもあります。
深すぎて語りつくすのは大変です。
ミュージカル
期待しすぎたか、、
最近話題で、周囲でも「2回見に行った!」という声が後を絶たない「ザ•グレイテスト•ショーマン」を鑑賞。
見終わった後の感想は
「そこまでかーー!?!?」
ストーリーが浅い!
リアリティがない!
感情移入ができない!
心が震えない!
2000円でそこまで求めちゃいけないものなのか?笑
話がトントン拍子で進みます!
映像はCGのオンパレードです!
要の歌も「この人たち本当に歌ってるのか?」って思うほどエフェクトばっかりです!
登場人物の心情をもっと深掘りして、心の動きを表現すれば、もっと面白かったかなーと!
そこが「レ•ミゼラブル」にあって「ザ•グレイテスト•ショーマン」にないもの。
みなさん、本当にこの映画面白かったですか?
この映画見終わって本当に感動しました?
個人的に、周囲が、メディアが「良い」って言ってるから、みなさん「良い」って言ってるんじゃないですか?って思ってしまう作品の一つ。
ザックは相変わらずイケメンだけど、出てきた時の第一声は「老けたなー!w」
「ハイスクールミュージカル」や「17Again」の時のとびきりキュートなザックはもういません。
時は残酷です。
まぁ、色々ブーブー言ってきましたが、Apple Musicで聴いてるサントラはいいので、音楽のレベルは高いと思いましたー!ので星3つ!
人対人
1980年代に活躍した興行師P.T.バーナムのアメリカでのキレイな部分での活躍を題材にした作品。
実際は政治的な活動を行ったり、所謂差別的な「見世物小屋」を仕掛けたり、金にものをいわせたりとかでも有名らしいし、幼少期の描写もかなり含めて実際とはかなり違う状況らしいけれど、エンターテイメントに特化した作風だから、そこは不問で。
貧困な幼少期&裕福ではないけれど幸せなサラリーマン時代少々から始まり、ミュージアムを開きショービジネスに転向して行く展開。
それなりに紆余曲折はあるけれど、基本的にはかなりあっさりトントン拍子で成功、活躍してしまいストーリーとしてはもの足りなさを感じる。
音の波やエンタメを堪能する作品で、映画と演劇は勿論違うけれど、「ミュージカル」を楽しめる音響が売りの劇場で鑑賞してこそという感じかな。
渾身
魂を揺さぶられた…ような気がした。
その時代、階級社会、特異な人々。
「サーカス」という興行を成立させた人の話だった。「エンターテイメント」を最初にやった人と言ってもいいのだろうか?
登場人物たちが歌うパートは、どれも珠玉の一曲のようだった。
秀逸なのはその導入。
…ほぼ違和感を感じない。
芝居のパートと歌のパートがあり、ミュージカルのように踊りもするのだが…その歌のパートが嫌じゃない。
むしろ、魅入る。
その歌声に、ではなく。
そのダンスに、でもなく。
その内容に!
それまでのストーリー、その瞬間、その感情…全ての物を携えたまま歌われる歌詞が、魂の叫びにも聞こえる。
「This is me」って歌が好き。
題名がそれなのかどおかも分からんが、この歌詞が胸に突き刺さる。
こんな感想は初めてなのだが、俺もそこに参加したいと思った。
足を振り上げ、体を動かし、心の底から叫んでみたい。そんな衝動に駆られた。
ガムシャラに大声を張り上げたいような。
役者たちは皆、表現できる事の喜びに打ち震えているようでもあり、その身体の、その感情の、その声の躍動感に釘付けになる。
まるで、応援されてるようにも思えた。
頑張れ、と。
顔を上げろ、と。
へこたれるな、俺達がいるじゃないか、と。
ヒュージャックマンの作品は、色々観てきたが、そのどれでもないヒュージャックマンを観たような気がする。
まるで、役柄が憑依したかのような。
迫真の演技ってのとは違う。まるでそこにただただ存在しているかのようだった。
劇中歌はオリジナルなのか既存のものなのかは分からんが、どれもこれも今作の血液のような感じで、作品に動力を与えてた。
観れて良かった。
日常の色んなシーンで思い出すような作品になった。
気持ちを切り替えて
多様性の受容
☆の数は10以上の価値!!
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