レッド・スパローのレビュー・感想・評価
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ジェニファー好きには楽しめる事でしょう
採点3.4
母親を救う為スパイに転身したサスペンスアクション。
養成所では掌握術として体全てを使う教育で、基本ハニートラップで。
残念なのが、ジェニファー・ローレンスのセクシーさが売りの一つなんでしょうけど余りピンと来なかったです。
いや、すごく美しいし魅力たっぷりなんですが、何というか裸になる必然性を感じなくて少し引いた感じで見ちゃったんですかね。
もう少し知力なども含め、全般的に鍛えたスパイアクションが見たかったんでしょうね。
そう言ったところでは少し物足りなさを感じましたが、ジェニファー好きにはきっと楽しめる事でしょう。
ソレはそうと、プーチンそっくりでびっくりしましたw
最高だった
バレリーナから女スパイへの転向は、彼女にとって望んだことではなく、病気の母のため仕方なかった。
彼女をスパイ養成学校へ送ったのは副長官の叔父だ。
スパイだけに姪の指導にも容赦ない。
特質した考察能力を持っていた彼女は、幾多の困難を乗り越えながら、アメリカへの亡命を希望する。
旧ソ連時代から愛国心のために身を捧げ、機械のようになってしまった叔父のような人物に、本当に国家運営などで国民を幸せにできるのか?
知ってしまった二重スパイの言葉と、自分の代わりを務めて欲しいという無理難題。
彼女の持つ特質した思考は、彼女をあるべき道へと進ませるのだ。
最後まで本当に先を読むことが出来ず、彼女の崇高な思考と行動にヤられてしまう。
アカデミー賞女優のジェニファー・ローレンスが、フランシス・ローレン...
アカデミー賞女優のジェニファー・ローレンスが、フランシス・ローレンス監督と再タッグを組んだスパイサスペンス。元CIA局員という経歴を持つジェイソン・マシューズによる同名小説が原作で、捜査対象を美貌で誘惑する「スパロー」と呼ばれる女スパイの活躍を描く。
何目線観ればよいのか…
全体を通してまあまあ凝って創られていたのかもしれないが、個人的にはどこをどうとってもどうしても安っぽく感じてしまった。特に「スパイ養成所」の教育方針にはマジでドン引き。そんなんでいいの?いいわけないでしょうよ…シャーロット・ランプリングもこの役は断るべきでは(笑)
そして、やたら複雑に入り組んだどろどろシリアスストーリーも、結局は無用の長物になっていないか。二転三転もあまりドキドキせず、とにかくどこもかしこも刺さるとこなし。
この内容で上映時間140分はやたら長過ぎでしょ…90分でじゅうぶん収まるし、その方がむしろスタイリッシュに映り、何だかんだもう少しは評価が上がったのではと思ってしまう。
正直下心ありきでチョイスした作品であることは隠しきれない事実だが…それにしてももう少しどちらかにしっかり振り切るべきだったのではないだろうか。
誰が誰を騙すのか?
言うまでもなくスパイ映画だが、沢山のスパイがでるため、誰が誰を騙しているのかわからなくて、なかなかの緊張感
最後のオチは好き
アメリカ映画だから実態をどこまで表しているかわからないが、ロシア側がかなりとんでもない国として描かれている
いまだにこんなことしているのか?でもやってそうという絶妙な描き方
主人公の叔父さんが妙に某大統領に似ていてビックリする
これはわざと?
注意点として、絞殺、拷問、レイプシーンなど、それらが苦手な人は観ない方が良い
ロシア人の悪役がプーチンに見えてしまいがち。
家族の為にスパイになってしまうというストーリー。
主役のジェニファー・ローレンスが美しい。
そして、何より名演技。
見ていても、時間があっという間で面白かった。
大作ではある
スパイにならざる得ないまでの約30分の前半は正直退屈だった。母親がどんな病気かわかりにくかったが、訳アリ恵まれない育ちをした感じのジェニファー・ローレンス。
「人々は買い物とSNSに浮かれ、人種間の憎しみで世界は分裂し、この世は混沌に支配されています。ロシアだけが犠牲をいとわず勝利だけを目指しているのです」--- 女性教官のセリフが生々しい講習シーンは見応えあった。
風俗嬢を上手く活用する、大人が仕組んだシステムとでも言えばいいのでしょうか...私のような凡人ではなかなか考えにくいし、日本はどうか不明ですが、上記のセリフから恵まれてる国なんだなってことはわかる。
観ていると、美人は何かあると思っちゃいそうです・・・。
メインは男と女、スパイ同士の (恋愛も含めた)駆け引きだと思う。前半はアクション・シーンやハラハラドキドキ、といったスリルは少なく会話ばかり。お色気スパイなので苦手な人も居ると思うし、そういうノリならB級でもありそうだと私は思った・・・が、 それを補っているのが製作費かかってそうだな、というメジャー映画ならではのスケール感ある大作だってこと。
ジワジワとエグイ展開になり、恋愛関係や拷問までも、本気なのかどうか観ててわからなくなると思います。
途中、プリペイド携帯?が自動販売機で売ってた! 無知だったらごめんなさい。
だんだん話が複雑になったとき、私は我慢して観て最後は結局わからなくなることがある。そんな時は間違ってても無理矢理答えを出して、その映画にケリを付ける。この映画の場合は...
「おじさん、何で私にこんな仕事させるのよ!バカヤロー! 」そんな感じの結末に思えた。
足を踏み入れると、どんな手を使っても安泰な日は来ないのであった。そんな含みを感じる電話は無くていいですよ。。。
ジェニファー・ローレンスはほとんどの時間出ているので、彼女が好きな人はエロも含め満喫できることでしょう。
いいんですけど
原作もアメリカ制作ってことでいいんですよね?っていうのが率直な感想。
ロシアといえばKGB、KGBといえばスパイ、スパイといえば色仕掛け…みたいな
割とステレオタイプな設定と言うか、よその国の、しかも極秘な部分をですね
なんか本当っぽく描いちゃうってところがモヤモヤするというかなんというか。
似た感じでいくと「アトミックブロンド」よりアクション要素すくなめのミステリー要素つよめ。
たまたま最近みた、こちらもロシアが舞台の「ANNA」より苦味が効いてるって感じ。
たぶん時間が過ぎるほどに古くなっていく類の作品だと思うので
見るなら早めが良いだろうと思いますよ。
ジェニファー本来の美貌and女優魂を観た
Londonへの機内で鑑賞。ジェニファーの出演作の中で、最高の当たり役だと思う。全編、美しく映し出されたジェニファーの姿には息をのむ。赤い口紅。バレエ衣装から、つまみ出される彼女の背中の肉。目。灰色の制服までもが彼女を妖艶にする。黒い水着に、わざと添えられた下半身を隠す技。白いタオルが良い。得意とする凛とした表情、一瞬魅せる困惑、悲しみ、動揺、嫌悪。彼女の表情はあらゆる面で秀逸だ。ジェニファーらしい軸のブレ無い人物(ドミニカ)に惚れ惚れする。脇をかためる豪華な俳優陣。東欧、Londonのキリッと冷えてる(笑)ヨーロッパの空気感も気分を上げる。この映画を観て、ジェニファーの評価が一変した。偽物を現実に魅せる女優。美しくセクシーで
賢く危ない主役をハレル数少ない女優。その上、美乳だもの
綺麗だから、脱いだ感じがしないだけ。英語が不快なら消音で。(映画館なら耳栓)良く判からないなら己の勉強不足を呪うべき。映画には何度も観るべき映画と、一回で良い映画あります。特に歴史物に必須の、基礎知識無くては楽しめない映画。レッドスパローについてはヨーロッパの地図、文化、民俗学、風景が頭にあるだけで、鑑賞可能かと。
等身大の人間が描く迫真のドラマ
これはスパイ映画ではあるものの、アクション映画ではありません。
それこそが、この映画の最大の魅力なのでしょう。
人を信じることができない国で、スパイになることを迫られ、強要され、その道を選ばざるを得なかった者たちが、人間としての苦悩を背負いながら追い込まれていく様子には、一種異様な胸騒ぎと感動を覚えさせられます。
もちろん、人間の心理を操って自由自在に動かすためのプロセスなども豊富に実例が盛り込まれています。
人間の本質とは何か。
人をうならせ、エモーションをかきたてるドラマとはどんなものか。
そういう映画を観たいと思う人にこそ、お勧めできる、凄い映画だと思います。
と同時に、こういう映画も作られるハリウッドという存在を、心底うらやましく、また恐ろしくも感じたのでした。
あと、旧・共産圏をはじめとする、「言葉に担保力がない地域」へ赴任する人は、漏れなく観ておいたほうが良いかもしれない映画だとも感じました。
ジェニファーローレンスはかっこいい
ロシアのスパイものですが女スパイというのがちょっと斬新。生活のためにKGBのスパイを叔父にもつドミニカは女スパイの道に入る。そのドミニカをジェニファーローレンスが演じます。諜報ものだが主人公がかっこよく美しいためストーリーは奇想天外ではなくても普通についていけます。ドミニカの叔父役がプーチン大統領そっくりで驚いた。難点はアメリカ映画だけどロシア舞台なんだからロシア語使ってよ。
一味違ったスパイ映画
よく見るアクション満載のスパイ映画と違う点が、とても新鮮味がありました。
とはいえ、拷問シーンがいくつかあるので、痛いのが嫌いな人にはおすすめしません。
また、最後の展開まで読める人はなかなかいないだろうという、ストーリー展開はよかった。
ちょっと残念な点は、ストーリーが説明不足なのかわかりにくいところです。そこが良ければ、派手さや豪快さはないですが、とてもおもしろい映画になっていたかと思います。
【緊張感漲る哀しきスパイ映画。シャーロット・ランプリングの鬼教官振りや拷問シーンの数々が怖すぎる作品】
ハニートラップ・スパイ養成機関って、そんなのあるのか?と思いつつ、シャーロット・ランプリング扮する鬼教官振りが凄くて、”うん、あるかもしれないね。怖いです・・。”と納得してしまった私である。
脚本は良く練られていて、かなり見応えがあるし、幾つかの拷問シーンはアクションが殆どない今作をスパイ映画として成り立たせている。(但し、かなり痛そうなので、観る方はご準備を・・。だって、あんな事されたら私ならコンマ2秒で全て話しますよ・・。)
ネイト・ナッシユ(ジョエル・エドガートン)はドミニカ(ジェニファー・ローレンス)のハニー・トラップに嵌ったのか?
[印象的なシーン]
・シャーロット・ランプリング扮する鬼教官VSドミニカ(ジェニファー・ローレンス) シャーロット・ランプリングは幾つになっても目が怖いし、ジェニファー・ローレンスの女優根性も凄い。
・ジェレミー・アイアンズ扮する、コルチノイの謎めいた言動。この人がいるだけで、映画はぐっと締まる。
・そういう性癖はないのだけれど、記憶に残ってしまっている拷問シーンの数々・・。痛そうだよ、怖いよ・・。
<ラストシーンの解釈は観る人に委ねられるが、私は二人に未来があるという見方をしました・・・。>
<2018年3月30日 劇場にて鑑賞>
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