「現実的なスパイ映画」レッド・スパロー bunmeiさんの映画レビュー(感想・評価)
現実的なスパイ映画
スパイ映画というと、007やM:Iシリーズのようなド派手なアクションものを思い出しますが、本作は、そうしたアクションは封印。
大国の情報争奪に伴う、スパイ同士の静かな心理戦が繰り広げられています。その分、リアリティがあり、こんなスパイ活動は世界中で、今も実際に行われているんでしょうね。
皮が削がれる拷問の場面や唯一の拷問男との戦いのシーンは、その痛さが伝わって、目を背けたくなりました。
主役のジョニファー・ローレンスは、「ハンガー・ゲーム」から、随分、体を張った演技で、大人の女性としての魅力を備えた女優さんに成長しましたね。但し、バレェのプリマにはやや体格が良すぎるかな…。
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