「伝統と革新のコントラスト」キングスマン ゴールデン・サークル としぱぱさんの映画レビュー(感想・評価)
伝統と革新のコントラスト
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キングズマン第2作は素晴らしい出来でした。シナリオから展開、キャストまで最後まで飽きない作りがなされています。まず、前回亡くなったハリーが生きていた事が前半のストーリーの流れで後半は題名にもなってる麻薬組織との対決。アクションシーンやカーアクションはスタイリッシュで格好いい。多少のグロさは容認できる。前作もそうだが傘やアタッシュケースのギミックが再び炸裂。やっぱりこのアクションシーンはこの作品のハイライト。何度みてもワクワクします。イギリスがベースだから社会を反映した皮肉やジョークもなかなか凝っている。大統領を脅す麻薬組織と薬を使用した人間を悪とみなして排除しようとする大統領、薬社会の欧米だから理解される背景で日本とは違うなあ。むしろ日本だと大統領にシンパシー集まるかもね。でも明るい麻薬組織ボスのジュリアン・ムーアがいい味出してます。また、イケてないアメリカのスパイ役のチャニング・テイタムが惚けていて笑えます。
続編も決定。
楽しみです。
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