「古今の名作スパイ映画へのオマージュがふんだんに盛り込まれているのは...」キングスマン ゴールデン・サークル じょんそんさんの映画レビュー(感想・評価)
古今の名作スパイ映画へのオマージュがふんだんに盛り込まれているのは...
古今の名作スパイ映画へのオマージュがふんだんに盛り込まれているのは前作同様で、コリンファースがバーの中で仕掛けるファイトシーンは、自身が前作で演じたカットのパロディにもなっている。
ド派手な戦闘シーンのBGMに『威風堂々』を重ねた前作のクライマックスも秀逸だったけど、今作はなんと言っても『カントリーロード』。
劇中なんども使われるが、潜入した敵地でマークストロングが高らかに独唱するシーンは涙をも誘われる。
いかにもアメリカ人って感じのキャラクターやガジェットも大国を小バカにしているようで笑えるし、それでいてドラッグの蔓延する世界や独善的な指導者の姿は、現代社会への風刺も効いている。
『ダイアナザーデイ』でボンドガールを演じたハルベリーが50代とは思えない可愛いさで、数少ない女性陣の中で存在感を出していた。
これぞハッピーエンドというラストシーンだったけど、続編への期待も高まる(´ー` )。
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